青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
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東根室駅から納沙布岬へ

納沙布(のさっぷ)岬へは、根室駅からバスでアクセスするようにほとんど案内されていますが、日本最東端の駅である東根室駅からもアクセスする方法があるのでご紹介します。鉄道利用なら、日本で最も東にある東根室駅にも立ち寄ってみたいですよね。

以下の画像には雪が写っていますが、冬季は雪対策(スノーシューズや長靴・ブーツなどを履く)を忘れないで下さい。大けがの元です。

根室駅から納沙布岬へ

根室駅のすぐ左手にバスターミナルがあり、そこがバス乗り場となります。納沙布岬までは45分の道のりです。

片道1070円ですが、バスターミナルの窓口で往復乗車券を買えば多少割安(1930円)となります。(詳しくは窓口の人に聞いてみてください。)

根室駅バス乗り場

バスは列車と接続しているので、思ったよりも便利です。とはいっても、列車の本数も少ないので・・・。(以下に接続表あり)


根室駅

 

東根室駅から納沙布岬へ

上記のバスは、根室市の中心部を大回りしてから東方向に進みます。途中、「月ヶ丘分岐点」というバス停を通るのですが、ここは東根室駅から歩いて10分ほどで行けます。釧路からの列車が東根室駅に到着する時刻から、「月ヶ丘分岐点」のバス発車時刻までは20分弱ありますので、東根室駅を見物した後に納沙布岬行きのバスに乗ることが可能です。

 東根室駅

住宅地の中にある無人駅です。駅舎はなく、片面ホームの簡素な駅です。快速列車は通過します。


東根室駅

東根室駅の主なお客様は、近くにある学校の生徒さんです。

 東根室駅から「月ヶ丘分岐点」バス停までの道順

10〜12分くらい歩きます。曲がるのは1ヵ所だけなので、そんなに迷うことはないと思います。いい加減な地図で示すと、次のような感じになります。


東根室駅から月ヶ丘分岐点へ

途中はこんな感じです。


東根室駅から月ヶ丘分岐点バス停までの道順
ここに説明が表示されます。


月ヶ丘分岐点
ここに説明が表示されます。

なお、月ヶ丘分岐点から納沙布岬までの運賃は980円です。(詳細不明)

このやり方の問題点

根室駅前のバス乗り場の窓口で入手できる往復乗車券(1930円)や1日乗車券(2040円)が、この方法では入手できないので、却って割高になります。

 バスからの眺め(手短に・根室駅→納沙布岬)

根室市街を走り、光洋1丁目交差点を過ぎると景色が開けて来ます。ここからは集落などに立ち寄ることはありますが、納沙布岬までほぼ1本道です。

途中には「北方領土返せ」という広告を何度も見かけます。実際に「歯舞(はぼまい)」なんてバス停もあり、あの島々と古くからかかわりを持っていることを感じます。


納沙布岬へ

 

釧路から納沙布岬への接続表

根室駅での接続を見る場合は「根室」「根室駅」の部分を、東根室での接続を見る場合は黄色で塗った部分をご覧下さい。東根室駅を通過する列車もあります。その場合は「月ヶ丘分岐点」では乗り継げません。

釧路〜根室間の列車は全て1両での運転で、季節などによっては混雑しますので、「行き」に東根室駅で下車し、「帰り」は根室駅から乗ることをおすすめします。なお、下表にはこの区間を運行する全ての列車・バスの時刻を記載しているものではありません。

 釧路から納沙布岬へ

JR根室本線 根室交通(バス)
釧路 東根室 根室 根室駅 月ヶ丘分岐点 納沙布岬
      630 638 714
535 758 801 820 828 904
818 1045 1048 1100 1108 1144
      1145 1153 1229
1112 1322 1345 (1353) 1429
1325 1555 1559 1610 1618 1654

 納沙布岬から釧路へ

根室交通(バス) JR根室本線
納沙布岬 月ヶ丘分岐点 根室駅 根室 東根室 釧路
955 1030 1039 1100 1103 1318
1150 1225 1234
1235 1310 1319 1333 1335 1551
1510 1545 1554 1609 1612 1851
▽1700 1735 1744 1901 1904 2138
土休1750 1825 1834 1901 1904 2138

納沙布岬発17:50のバスは、土休日のみの運転です。▽印のバスは毎日運転ですが、平日は、このバスが釧路への最終接続になります。

 

納沙布岬と北方領土について


納沙布岬灯台

納沙布岬からは、現在ロシアに不法占拠されている北方領土を眺めることができます。今まで何度となく返還を求めているわけですが、21世紀になっても実現していません。


北方領土返還を願って
ここに説明が表示されます。

「不法占拠」というのは、日本がポツダム宣言を受諾後(昭和20年8月15日の終戦後)に、ソビエト社会主義共和国連邦(現在のロシア)が千島列島を侵略し始めているためです。サンフランシスコ講和条約で、日本は千島列島の領有を放棄したことになっていますが、放棄した中には北方四島(国後・択捉・歯舞・色丹)は含まれていません。そのようなことが、納沙布岬のすぐそばにある施設で取り上げられています。まともな日本人であれば、これらの展示物を見れば腹が立つはずです。


北方領土返せ
ここに説明が表示されます。

北方領土についてもっと知りたい方は、その関係のサイトをご覧下さい。

 おまけ

東根室駅から月ヶ丘分岐点へ歩く途中には「千島町通」を通り、納沙布岬へ向かうバスは「歯舞」というバス停を通ります。北方領土に関する地名が根室市にあるのが驚きです。


千島町通りと歯舞バス停

なお、「月ヶ丘分岐点」の「月ヶ丘」という地名は周辺には無いようで、一体どこから来ているのか疑問です。

日本でいちばん○○な駅

2018/4/14 更新