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大阪近郊 電車で安く移動(JR編)

他サイトではよく取り上げられていることですが、うちのサイトでもまとめてみました。

本ページは、JRの運賃計算に関する基本的な知識をお持ちで、基本的な「電車の乗り方」を理解されていることを前提にしています。

分割購入でちょっと安く
金券ショップの回数券ばら売り

 ご注意:「昼間特割きっぷ」の設定変更について

当ページで紹介している「昼間特割きっぷ」(昼特きっぷ)の内容が2015年10月発売分より変更になっています。

2015年10月発売分からは、6枚綴りで3ヶ月有効になっていますが、2015年9月以前よりは1枚あたりで10〜15%値上げになっています。

金券ショップの価格も、従前より20〜50円高くなっていると思われますが、当ページの記載内容は2015年9月以前のものです。

そして、「昼間特割きっぷ」は2018年9月で発売終了となります。

分割購入でちょっと安く

意外かもしれませんが、途中駅で切符を買い直すと、乗車区間の切符を買うよりも安くなる場合があります。

 特定区間を含む区間

「分割購入」でおそらく最もお得になるのが「特定区間」を含む区間を利用する場合だと思います。主に私鉄と競合している区間の運賃を値引いています。

例えば、大阪〜京都間(42.8km 電車特定区間)の運賃は、運賃表に当てはめれば720円になりますが、実際は560円に割り引かれているのです。私鉄と平行している他区間(神戸、奈良、和歌山方面)でもこのような値引きが行われています。

大阪〜山科(京都の次の駅)の場合

しかし、「特定区間」の欠点は、その区間を越えれば適用されないということなんです。例えば、大阪〜山科(京都の次の駅)間だと通常の運賃(48.3km 幹線)となり840円になります。一駅違うだけで280円の差が出るわけです。

このような場合には、京都駅で分割(以下、このような駅を「分割駅」という)し、大阪〜京都・京都〜山科というふうに2度きっぷを買えば安くなります。実際、

となり、合計750円となります。通しで買った場合より90円安くなります。

 営業キロ、運賃計算キロのわずかな「超え」

運賃は営業キロ(または運賃計算キロ)の範囲ごとに決められています。(下表参照・地方交通線は省略) また、1キロ未満の端数は1キロに切り上げます。例えば、3.1キロの場合は4キロとして運賃表に当てはめます。

JR運賃表(大阪近郊)
営業キロ 幹線 電車特定区間 大阪環状線内
1〜3(km) 140 120 120
4〜6 190 160 160
7〜10 200 180 180
11〜15 240 220 190
16〜20 320 300 260
21〜25 410 390 -
26〜30 500 460  
31〜35 580 550  
36〜40 670 640  
41〜45 760 710  
46〜50 840 800  
51〜60 970 920  
61〜70 1140 1080  
71〜80 1320 1240  
81〜90 1490 1410  
91〜100 1660 1580  

したがって、営業キロなどが上記の範囲をわずかに超えたために余分な負担が生じる区間があります。この場合は分割購入で安くなることが多いです。

尼崎〜姫路の場合

尼崎〜姫路の営業キロは80.2km(幹線)で運賃は1490円です。(運賃は大阪〜姫路と同じ) 80キロまでなら1320円なので、0.2キロのために170円の負担を強いられるわけです。

例えば、芦屋駅で分割すれば

合計で1360円となり、130円安くなります。(もっと安くなる分割駅があるかもしれません)

 分割購入のご注意

安くはなるんですが、分割駅で絶対に改札口を出て切符を買い直さなければなりません。 ICOCAなどのICカードの場合は、改札を出てすぐに入ればOKです。

上記の「大阪→山科」の例で、もし「大阪→京都」間の乗車券で山科駅まで乗り越した場合は、「大阪→山科」間の運賃との差額280円が請求されます。この件で改札口の駅員と喧嘩している人を見たことがあります。

 

金券ショップの回数券ばら売りを使って・・・

金券ショップ(チケット屋)では、正規の運賃よりも安い値段で切符が売られていますが、回数券や昼間特割きっぷ(左覧参照)をばら売りするだけでなく、上記で取り上げた分割購入をフルに使って値段を安くしているわけです。

そのため、距離が長くなればなるほど、切符は2枚(3枚の場合もあり)渡される可能性が高くなります。金券ショップの人は「『合わせ』になりまして・・・」とよく言っています。

「分割購入の場合は絶対に分割駅で改札口を出ること」と先に書きましたが、この場合は既に切符があるので、分割駅で改札口を出る必要はありません。(昼間特割きっぷが絡む場合は出た方がいい場合もあり) でも、利用の際はちょっとした知識が必要です。

大阪〜神戸間の回数券は11枚綴りで乗車券9枚分の値段なので、この区間を含むと昼得でなくてもかなりの割引率になります。大阪〜京都間も同様です。

 「昼間特割きっぷ」について

 例1:大阪〜明石間の「昼得きっぷ」

購入価格は600円だったと思います。正規の運賃は890円でした。(2014年3月以前のもの) 「大阪〜元町間の昼間特割きっぷ」「元町〜西明石間の回数券」の2枚からなります。大阪〜明石間で購入しましたが、大阪〜西明石でも利用可能です。


大阪〜西明石間の昼得切符

使い方(大阪駅から利用する場合)

大阪駅では「大阪〜三ノ宮・元町の昼間特割切符」を自動改札機に投入。

明石駅では「大阪〜三ノ宮・元町の昼間特割切符」「元町〜西明石の回数券」の2枚を重ねて自動改札機に投入。

同(明石駅から利用する場合)

明石駅では「元町〜西明石の回数券」を自動改札機に投入。(乗車駅を含むきっぷを自動改札機に投入してください)

大阪駅では「大阪〜三ノ宮・元町の昼間特割切符」「元町〜西明石の回数券」の2枚を重ねて自動改札機に投入。(すべてのきっぷを投入してください。)

平日の場合で明石駅の改札口に入るのが10時までになる場合は、元町駅で下車し改札口を出て、朝10時を過ぎてから再度「昼間特割切符」で改札口を通ってください。また、平日に利用する場合で大阪駅に着くのが17時を過ぎる場合も同様にした方が無難です。(この場合の扱いは不明)

 例2:大阪〜加古川間の「昼得きっぷ」

「3枚合わせ」になっています。(935円だったと思う。正規の運賃は1320円。2015年3月使用) 一つ姫路寄りの宝殿駅からでも利用可能です。


大阪〜加古川間の昼得切符

使い方(大阪駅から利用する場合)

大阪駅では「大阪〜三ノ宮・元町の昼間特割切符」を自動改札機に投入。

加古川駅では「大阪〜三ノ宮・元町の昼間特割切符」「元町〜垂水の回数券」「垂水〜宝殿の回数券」の3枚を重ねて自動改札機に投入。

同(加古川駅から利用する場合)

加古川駅では「垂水〜宝殿の回数券」を自動改札機に投入。

3枚のきっぷを重ねて自動改札機に投入。(すべてのきっぷを投入してください。なお、3回のきっぷを処理できない改札機もありますので、エラーが出たら有人の改札口できっぷを渡してください。)

平日の場合で加古川駅の改札口に入るのが10時までになる場合は、元町駅で下車し改札口を出て、朝10時を過ぎてから再度「昼間特割切符」で改札口を通ってください。以下も同様です。

 金券ショップでの発売額について

大阪駅周辺の金券ショップでは、大阪〜京都間は昼得で1枚350円(回数券だと470円)、大阪〜三ノ宮間は昼得で260円くらい(同360円くらい)で売られています。

各店舗での発売額はまちまちです。おおむね郊外では高く(昼得でも正規運賃の20円程度しか変わらない)、都心では競争があるためか安くなる傾向があります。

大阪駅周辺では、大阪駅に近いほど高くなるようです。一番安いのは北新地駅に近い大阪駅前ビルの店舗だと思います。

なお、このような商法は、JR側は良くは思ってないはずですので、今後、できなくなる可能性があります。

 駅の外にある「格安きっぷ」の券売機

金券ショップ同様のきっぷが買えます。最近よく見かけるんですが、売り切れていることが多いので、利用する日が決まっていたら早めに買っておきましょう。きっぷは、箱にクリップで留められて出て来ます。(機械によっては、封筒に入って出てくることもあり。)


格安きっぷの券売機
ここに説明が表示されます。

お釣りの取り忘れや券売機のトラブルが心配です・・・。たった10円得するために、100円も200円も損することもあります。

2018/1/14 更新

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