青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
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青春18きっぷで予土線の旅

予土線は、高知県の窪川駅(厳密には若井駅)と、愛媛県の宇和島駅(厳密には北宇和島駅)を結ぶ路線です。窪川から途中の江川崎駅あたりは、清流四万十川の流れを眺めながらの旅になることから人気のある路線です。

「しまんとグリーンライン」という愛称が付けられています。

しまんトロッコ号

観光列車全席指定臨時列車

トロッコ車両は貨物列車を改造したもので、かつては北海道で材木を運ぶために使われていたそうです。

揺れが激しいので乗り心地は最悪ですが、「これぞトロッコ列車」という旅を楽しめると思います。


しまんトロッコ号

 時刻とトロッコ車両利用について

トロッコ車両は指定席になっていて、利用する際は指定席券(520円)が必要です。

トロッコ車両は全区間連結されていますが、トロッコ車両を利用できるのは下表の通りです。全車指定席で、指定席券の発売は乗車区間がトロッコ車両を利用できる区間を含む場合に限ります。含まない場合は、当日、みどりの窓口で尋ねてみてください。

トロッコ車両を利用できない区間は、控車を利用することになりますが、控車にも座席番号が付いているので、指定席券に書かれている席に座ることになります。

窪川→宇和島

窪川 トロッコ車両利用区間 宇和島
1号 14:14 窪川14:14 江川崎15:42 16:46

宇和島→窪川

宇和島 トロッコ車両利用区間 窪川
2号 10:29 宇和島10:29 土佐大正12:52 13:16

インターネットによる空席検索が利用できます。詳しくは右にある「指定席に乗るときは」のリンクから。

 運転日

例年、3月下旬〜11月の土休日(一部除く)に運転されますが、春休み・GW・夏休みにはそれ以外の日にも運転されることがあります。


背景が黄緑の日に運転されます。

 

鉄道ホビートレインと海洋堂ホビートレイン(予土線を走る車両)

これらの運転時刻については、時刻表やJR四国のホームページや時刻表でご覧ください。「鉄道」と「海洋堂」と比べると、やはり「鉄道」の方が人気があるようです。

 鉄道ホビートレイン

窪川方に0系新幹線のようなボンネットを取り付け、車内には四国に関係する列車の模型が展示されています。0系新幹線の座席を4席設置した記念撮影コーナーもあります。


鉄道ホビートレイン

 海洋堂ホビートレイン

沿線にある「海洋堂ホビー館四万十」(打井川駅からバス・バスは日祝日のみ。それ以外は打井川駅から電話をかければ車で迎えに来てくれるそうです。詳細不明)にちなんだ列車です。車内には、海洋堂のフィギュアが展示されています。


海洋同ホビートレイン

 上記以外の列車

オリジナルのキハ54・32が1両で走ります。全体的にはキハ32が多いです。いずれの車両もトイレはありません。


予土線を走る車両

 

予土線(しまんとグリーンライン)の車窓から

予土線の列車は窪川駅の4番線から発車しますが、土讃線の列車と接続が悪いためか、発車時刻の40分前には入線し乗車できるようになっていることが多いです。

窪川駅を出ると、窪川の町並みを見ながら列車は土佐くろしお鉄道の線路を走ります。

土佐くろしおの線路を走る

そして最初の駅、若井(わかい)駅に到着です。山の中の小さな駅ですが、この駅が予土線の正式な起点駅となっています。

若井駅の駅名標

若井駅を発車しトンネルを抜けると、予土線と土佐くろしお鉄道(中村方面)との分岐点になる「川奥信号場」に差し掛かります。

信号場の最初の分岐

最初の分岐を右方向に進むと、しばらく複線の状態で場内を進みます。

信号場の複線部分

やがて、2線の本当の分岐点に差し掛かりますが・・・。

 ここで問題です!

Q. 予土線の列車はこの後、どの線を進んでいくでしょう? 分岐場所を表示させた上で図中の「A」又は「B」をクリックしてみてください。どちらかをクリックしないと、この先をご覧になれません。


川奥信号場・予土線と中村線の分岐場所 A B

Aが正解です。Bの土佐くろしお鉄道は、この後右方向に大きくカーブし、今いる線の下をくぐって(1周した後)、中村・宿毛(すくも)へ向かいます。詳しくは、「土佐くろしお鉄道(中村線・宿毛線)へ」をご覧ください。なお、予土線の列車に乗り、上記のポイントを過ぎてすぐに左手を見下ろせば、中村方面に向かう土佐くろしお鉄道の線路を見ることができます。(下画像)


ポイントを通った直後

予土線の方はトンネルを抜けて、四万十川に沿って家地川(いえぢがわ)、打井川(うついがわ)と進んでいきます。


家地川付近を流れる四万十川

この後も四万十川の流れを見ながら列車は進みます。このあたりの車窓画像は下をご覧ください。


四万十川の流れ

途中、こんな駅もあります。

半家駅(はげ)

さらに、四万十川の流れを眺めます。


清流四万十川の眺め

そして、列車は江川崎(えがわさき)駅に到着。

江川崎駅に停車中

江川崎を出ても、同じような眺めが続きます。線路沿いの川は、四万十川でなく支流の広見川となります。


広見川と予土線

松丸(まつまる)を過ぎると、線路沿いの川は細くなってきて、のんびりとした田園風景に変わってきます。


のんびりとした風景

そして、伊予宮野下(いよみやのした)あたりからは最後の山越えになり、道路沿いに大きな店が目立ち始めると北宇和島駅に到着し、さらに予讃線を1駅走って宇和島駅に到着します。


峠を越える


↑宇和島、四万十でのお泊まりはこちらから(外部サイトです。)↑

 

窪川〜若井間について

窪川〜若井間は、第3セクター(JR以外)の土佐くろしお鉄道に乗り入れる(下図参照)ため、青春18きっぷで窪川から予土線に乗る場合は、窪川〜若井間の運賃(210円)が必要になります。


窪川〜若井間の路線図

基本的には下車駅で改札を通る際、自己申告の上で払います。宇和島駅の場合は、改札口の係員がしつこく聞いてくると思います。ワンマン扱いの駅(予土線の場合は途中駅すべて)で降りる場合は、青春18きっぷを運転士に見せた上で210円を運賃箱に入れてください。「しまんトロッコ号」を連結している列車には車掌さんがいて、車内改札の際に払うことになります。

窪川駅のJRの窓口や自動券売機では、窪川〜若井間の乗車券は発売していないようです。自動券売機上の運賃表示板にも、なぜか若井駅がありません。(下画像)

窪川駅の券売機上にある路線図(抜粋)

なお、窪川駅の改札口では、予土線に乗る場合も、青春18きっぷを見せるだけで通してもらえます。

どうしても窪川〜若井間の乗車券がほしい方は、JR駅舎の横にある土佐くろしお鉄道の窪川駅の窓口で入手できます。(日祝を除く7:50〜17:20に営業との表示あり(2014年12月現在)。それでも何らかの事情で窓口が閉まっていることがある) 窓口で声をかけると、窓口近くの席に座っている人が来て、「出札補充券」という珍しい切符を出してくれます。(下画像)


窪川駅のきっぷ売り場(土佐くろしお)と出札補充券

このような扱いですので、もし、窪川駅以外から乗車し宇和島方面へ向かう場合は、乗車の際、必ず整理券を取ってください。下車する際は青春18きっぷと整理券を見せ、整理券は運賃箱に入れるか、改札口の係員に整理券を渡してください。

このような扱いになっている理由は、国鉄時代に先に中村線(現在の土佐くろしお)が開業し、後から予土線が開業したためと思われます。とはいっても、やりにくいし、わかりにくいですよね。

2017/3/13 更新