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東海道本線の旅 沼津〜熱海〜東京

以下の地図中の駅名・路線名などをクリックしてみてください。

松本・長野方面東京神奈川通勤路線高崎・宇都宮方面
路線図・東海道本線 沼津〜熱海〜東京
静岡・大阪方面(太平洋)千葉方面


本ページの範囲

東海道本線 沼津〜熱海

熱海〜東京はこちら

 使用車両

313系2000台、211系5000台(ロング)。311系(クロス) 。可能性は低いですが、313系の3000台(ボックス)に連結されることもあるようです。


313系2500台

 車窓

沼津を出ると海とは離れ、伊豆半島の付け根を進みます。三島からは山がちな景色になり、函南(かんなみ)を出ると長いトンネルに入ります。7〜8分後にトンネルを脱出すると、そこはもう熱海(あたみ)。留置線で出番を待つ東京方面への列車や伊東線が併走するようになり、熱海駅に着きます。

 主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)

三島駅


三島駅

三島コロッケ

静岡県三島市で育てられたジャガイモを使ったコロッケだそうです。下図のように単品で売られている他、パンに挟んだりして売られています。ただ、販売店にもよりますが、コロッケの中身はジャガイモだけの場合が多いようです。また、下のパン以外は注文後に揚げますので、渡されるまでに7〜10分程度かかります。


三島コロッケ
ここに説明が表示されます。

三島駅の駅そば

三島コロッケが入ったそばを一応食べることができます。ジャガイモの甘みとそばの出汁が合うように感じますが、上述のように揚げる時間がかかるため、やりたがらない店員さんが多いみたいです。注文後、すぐに食べられるのが駅そばの特徴ですから、それに矛盾するメニューだとは感じます。


三島コロッケそば

三嶋大社

三島市街地にある大きな神社です。三島駅から徒歩20分、伊豆箱根鉄道の三島田町駅から徒歩10分くらい。


三島大社

韮山反射炉

江戸末期に鉄を精錬した施設です。「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産です。伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅(三島駅から20分)から徒歩20分。


韮山反射炉

東海道本線 熱海〜東京・上野東京ライン

熱海以東はJR東日本のエリアとなりますが、東京の町並みはまだ先で、しばらくは海を眺めながらの旅が進みます。

 車両

JR東日本所有のE231系、E233系が10〜15両で運転されます。グリーン車が2両連結されています。


E233・231系

 車窓

熱海を出ると、しばらくは海に沿って走ります。特に根府川(ねぶかわ)駅は、駅のすぐそばが海のようです。その後、道路が併走するようになると、まもなく小田原(おだわら)です。このあたりで海とはお別れです。この先は、田畑があったり、住宅があったりしますが、駅に着くたび、どんどん混み合ってきます。平塚(ひらつか)を出ると、大きな川を渡ります。

大船(おおふな)駅からは、横須賀線の線路が併走します。戸塚駅付近では、横須賀線の線路が東海道線を乗り越えていきます。(画像は「横須賀線」の項目にて) この後は、住宅地の中を走り、高層ビルが立ち並んでくると横浜駅に到着です。横浜駅に出ると、京浜東北線が併走するようになり、いろんな車両を見かけるようになります。また、分岐・合流する線も多く(多くは貨物線)、これらの線が何線なのか訳がわかりません。そして、品川駅を出て左手に東京タワーがチラッと見えると、まもなく東京駅です。

 主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)

熱海駅


熱海駅

私にとっては「乗換駅」というイメージが強いですが、駅周辺は日本有数の温泉地で、駅前には足湯もあります。

熱海駅の駅そば

全ホーム、駅構内を確認しましたが、東京方面への列車が発車する4・5番線にだけあります。「おすすめ」という「はんぺんそば」を食べてみました。載っているはんぺんは、いかにも魚という感じがして良かったです。なお、はんぺんの左に白い物が載っていますが、これは「とろろ」です。


熱海駅の駅そばで食べた「はんぺんそば」

 

駅前温泉(熱海温泉)

熱海駅前正面にありますが、建物の裏側なので駅からは見えません。入浴料は500円とかなり高いんですが、その割に石鹸もないし、設備も古く狭く、湯船は5人も入ればいっぱいです。それでも経営は苦しいようで、「経費削減のために節水を」といった張り紙も見かけました。

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。やや塩辛いです。東海道本線・熱海駅から徒歩3分。熱海駅の出口から右手に駅前のロータリーを回るように歩くとたどり着けます。(商店街には入らないで!) ロッカーは脱衣所のものを使用。石鹸はなし。


熱海駅前温泉

 

根府川駅


根府川駅

海の近くにある駅で、ホームからは眼下に眺めることができます。趣のある駅舎も魅力です。普段は無人駅のようで、18きっぷ利用時はほぼフリーパスです。

 

小田原駅


小田原駅

小田急線、箱根登山鉄道(箱根湯本方面)との接続駅です。改札口にある「小田原」と書かれた大きな提灯が目立ちます。

小田原駅の駅そば

東京方面のホームにあります。ここでしか食べられないという「小田原梅そば」を食べました。わかめが大量に入っていて、それに梅干がのせられているというヘルシーなメニューです。


小田原梅そば

 

国府津駅


国府津駅

駅入口は熱海寄りにあるため、東京寄りの跨線橋を渡るとえらい大回りになります。

茅ヶ崎駅


茅ヶ崎駅

相模線が分岐する駅です。

藤沢駅


藤沢駅

江ノ島方面への「江ノ電」との乗換駅です。江ノ電乗り場へは、歩道橋で結ばれています。

江ノ島

言わずと知れた観光地です。下画像は江ノ電の江ノ島駅で下車し、「エスカー」(有料のエスカレーター)で山を登り、展望灯台に達するように配列しています。

江ノ電は藤沢駅や横須賀線の鎌倉駅から発車しています。


江ノ島

大船駅

東海道本線の他、根岸線や横須賀線が接続する駅で「乗換駅」という印象です。駅前はごちゃごちゃしています。当駅以東の東海道本線の駅は、どこも非常に混雑しています。


大船駅

戸塚駅


戸塚駅

線路の両側のペデストリアンデッキから駅に入る形になっています。(他に地下乗り場もあり) 東海道本線(東京〜熱海)と横須賀線が利用できますが、両線が利用できる駅の中で、当駅のみ同じ方向なら同じホームで乗り換えができます。

横浜駅


横浜駅

川崎駅


川崎駅

品川駅


品川駅

新橋駅


新橋駅

日本で始めて鉄道が敷設された時の始発駅で、それに関するモニュメントが駅前にあります。

東京駅


東京駅

2012年に駅舎が開業時と同じ姿に復原され、たくさんの人が訪れるようになりました。

御殿場線

丹那トンネル(函南〜熱海にある)開通まではかつては東海道本線の一部でした。その当時は複線化されていて、その頃の遺構が今も残ります。

 車両

313系3000台(ボックス)が中心ですが、2000台もあります。ワンマン運転の列車(列車番号がG)は前者が多いようです。


313系

 車窓

沼津駅を発車すると、しばらくは複線分のスペースの片方のみに線路が敷かれているところを走って行きます。そして左側には時折富士山を眺めることができます。御殿場(ごてんば)を過ぎると、のんびりとした景色を進み、終点の国府津駅に到着します。

 主な駅紹介

御殿場駅


御殿場駅

富士五湖への入口になっていて、河口湖へのバスが発着します。

御殿場駅の駅そば

 改札を出て富士山口への階段を下りたところにあります。

下画像では暗くてわかりにくいですが、看板には「創業明治24年」という表示があります。また、東にあるにもかかわらず「うどん そば」と看板に書かれているのも特徴かもしれません。最近は少なくなった「店員に直接注文するタイプ」の店です。


御殿場駅きつねそば(桃中軒)

 

 

山北駅

山の中の小さな町の中心駅で、国府津から当駅で折り返す列車も設定されています。駅周辺は昭和な感じのする町並みが残っています。


山北駅

 

松田駅

小田急の新松田駅が近く、御殿場方面からやって来て、当駅で小田急線に乗り換える人も多いようです。駅入口は北・南の2箇所あり、当ページでは北口を取り上げています。小田急線乗り換えは南口が近いです。


松田駅

 

伊東線

熱海から伊豆半島の東側の町・伊東を結びます。海の景色のいいところが多いです。

 車両

伊豆急行の車両(海側がボックス)、E231系など。伊東以南(伊豆急行線)へ乗り入れる列車には伊豆急行の車両が使われます。E231系は伊東までの運転です。


伊豆急行の普通車両

 車窓

時折海沿いを走ります。

 主な駅紹介

来宮駅


来宮駅

熱海駅から分岐する伊東線の最初の駅ですが、東海道線の線路がホームから見えます。

網代駅

趣のある駅舎を持ち、駅前は土産物屋などが軒を連ねます。


網代駅

 

伊東駅


伊東駅

伊東線としては当駅が終点ですが、線路はその先「伊豆急行」として下田まで続いています。(青春18では乗れません)

湯川弁天の湯・湯川第二浴場(伊東温泉)

昔ながらの銭湯という感じで、番台の人にお金(250円)を渡して中に入ります。入口には七福神の弁天様の像が置かれていました。周辺にもたくさんの温泉銭湯があるのですが、そのほとんどが午後2時からの営業です。

単純泉か弱食塩泉。伊東線・伊東駅から徒歩5分くらいですが、住宅地の奥まった場所にあり、始めて行く時は迷うと思います。(観光案内所で配布されている地図を頼りに行くと、確実に迷うと思います。) ロッカーは脱衣室のものを使用、石鹸はなし。


湯川弁天の湯

地図はこちら ヤフー地図より

 

横須賀線

東京駅と三浦半島の久里浜駅までの路線です。東京近郊の通勤路線ですが、国鉄時代の雰囲気が今も多く残ります。東京〜大船間は東海道本線(新川崎経由)を走り、東京以東は総武本線に乗り入れて千葉方面へ直通します。(本ページでは東京駅まで紹介)

沿線には鎌倉や横須賀といった観光地があるため、週末は非常に混雑します。

 車両

E217系(ロングが多い)。


横須賀線のE217系

 車窓

(大船→久里浜)大船駅を出ると、山に沿って切り通しのようような所を走ります。トンネルもあります。大都市圏の路線ですが、雰囲気は少し異なります。田浦付近で海の近くに出て、停泊している船を眺めることができます。次の横須賀駅は海のすぐそばにある駅で、その先はトンネルを抜けると終点の久里浜駅です。(この区間の車窓画像はありません)

(大船→東京)大船駅を出ると、東海道本線に沿って走ります。戸塚駅の直前・直後で立体交差で東海道本線の山側に出て、横浜を出て、鶴見駅(通過)の先で東海道本線と別れ、「品鶴線」と呼ばれる貨物線を進みます。進行方向左側に広大なヤードが現れると新川崎駅で、多摩川を渡ると品川に着きます。その先は地下線となり、東京に達します。

 主な駅紹介

久里浜駅


久里浜駅

横須賀線の終点です。線路はその先、おそらく1本にまとまって終焉をむかえるんだと思います。

横須賀駅


横須賀駅

島式ホーム1本の駅で、片方は当駅での折り返しのみしかできない構造になっています。駅のすぐそばが海で、きれいな公園になっているほか、自衛隊の艦船を眺めることができます。

逗子駅


逗子駅

周辺の住宅地へのバスがひっきりなしに発車しています。当駅では一部車両を切り離すことが多いため、ほとんどの列車が数分止まります。また、湘南新宿ラインの南端駅でもあります。

鎌倉駅


鎌倉駅

鎌倉大仏や鶴岡八幡宮などの神社仏閣が近隣にたくさんある国際観光都市の玄関口になっています。裏手に当たる西口からは江ノ電が発着します。

鎌倉大仏


鎌倉大仏

「高徳院」という寺院にある「鎌倉のシンボル」とも言われる大仏です。江ノ電の長谷(はせ)駅から徒歩10分。

新川崎駅


新川崎駅

駅前の道路から「新鶴見信号場」の広大なヤードを眺めることができます。駅から徒歩8分くらいには南武線の鹿島田駅があり、川崎駅へ行くには、こちらの駅が便利です。

武蔵小杉駅


武蔵小杉駅

南武線と交差する部分に近年設けられた駅で、特急も停車する拠点駅になっています。また、東京近辺では人気のエリアで近年、人口が急増しているそうです。

湘南新宿ライン

東海道本線の小田原・横須賀線の逗子と高崎線の高崎・東北本線の宇都宮駅を新宿経由で結ぶ運転系統です。今は上野東京ラインが開業したこともあって影がやや薄くなっています。

大船以東は横須賀線の列車と同じ線路を走り、品川駅直前で分岐し、大崎から田端あたりまでは山手線と、その先は京浜東北線と併走し、赤羽に達します。併走します。

 車両

東海道本線(熱海〜東京)と同じです。

 車窓

神奈川県内は横須賀線と同じです。東京都に入って西大井駅を過ぎると横須賀線と分かれ、山手線の車庫の横を走ります。大崎駅を出ると山手線と併走します。通過する駅もありますが、目黒、五反田、恵比寿、渋谷といった、東京のいちばん賑やかなところを走ります。渋谷駅を出ると、若者でにぎわう原宿駅を通過し新宿駅に着きます。

池袋では埼京線と別れ東に進みます。山手線と併走し、住宅が多い地域を進みます。駒込(こまごめ・通過)を過ぎると山手線と別れ、トンネルを抜けると今度は京浜東北線と併走するようになり、王子とかいう駅(通過)を過ぎるとまもなく赤羽駅です。その先は、西側から湘南新宿ライン、東北本線、京浜東北線と3つの複線が大宮まで併走します。

 横浜以西から赤羽以北へ行く場合、「上野東京ライン」「湘南新宿ライン」どっちが早いか?

結論から言うと大きな違いはありません。所要時間だけを見れば、湘南新宿ライン経由の「特別快速」が最も短いようですが、特別快速が横浜〜大宮間で他の列車を追い越すことはたぶんありません。

上野東京ラインの線路(秋葉原駅から・開業前)

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2019/1/6 更新