青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
Local Train Trip.(トップ・上画像をクリック) > 青春18きっぷで訪ねたい・体験したい(鉄道編) > デッドセクションを体験

デッドセクションを体験

デッドセクションとは、その前後で電化方式が変わるため、架線に電気が流れていない区間です。(「無電区間」「死電区間」ともいう) ここでは、電化方式が直流から交流(あるいはその逆)に変わる地点を取り上げます。

デッドセクション通過時に何が起こるのか

電気の供給が断たれるため、短い時間ですが車内の照明が消えます。たったそれだけです。(非常用のものは点いたまま) その間、列車は惰性で走行します。


デッドセクション通過(門司駅構内)

上記のように、昼間はそれほど違和感がないですが、夜は突然真っ暗になるために、子どもが騒ぎ出すことがあります。最近では、親切にも案内放送で知らせてくれることもあります。

下の動画もご覧ください。(北陸本線の糸魚川〜梶屋敷間・青春18きっぷで乗れるのは2015年3月13日まで。以下の図も同じ)

 

全国のデッドセクション

全国にあるデッドセクションを地図で示すと以下のようになります。

全国のデッドセクション

が、JR化後に作られた車両は、技術の進歩により、上記のようなことが起こらないようです。上図の「敦賀〜南今庄間」「取手〜藤代間」を走行する定期列車の車両は2005年以降に製造されていますので、定期列車で体験するのは不可能です。

また、気動車の場合も起こりません。「村上〜間島間」のように、「デッドセクションを通過する普通列車はすべて気動車」なんて所もあります。「村上〜間島間」で体験できるのは全席指定の「きらきらうえつ」くらいです。

基本的に、国鉄時代に製造された「電車」や電気機関車に牽引される「客車」で体験できると思われますが、新型車両に押されて減ってきています。このようなことを体験できる区間も徐々に減ってきています。

サイトマップ

2017/10/17 更新