新十津川駅から滝川駅まで歩いてみました。

札沼線の新十津川駅と函館本線の滝川駅は、石狩川を挟んで直線距離で2キロほどです。北海道の風を感じながら、歩いてみてはいかがでしょうか？　バスでも行けますので、後半ではバスについても触れます。

※札沼線および新十津川駅は、2020年5月6日で卒業しました。

新十津川駅にて

　2019年7月訪問時

泊っていた岩見沢から滝川へ列車で移動後、バスで新十津川へアクセスしました。到着したのは朝8時ごろ、一番乗りでした。

ここに説明が表示されます。

　2018年7月訪問時

泊っていた月形から25キロ歩いて訪問しました。観光地化が進んでいて、駅舎内には案内所が、駅前には札沼線グッズを売る店までありました。

　2016年8月末訪問時

新十津川駅を降りると、地元の幼稚園（保育園？）児が出迎えてくれます。そして、新十津川駅のイラストが描かれた絵葉書をくれました。

ここに説明が表示されます。

駅スタンプや到着証明書もいただきました。

※ 到着証明書は、町役場1階の「産業振興課」でいただきました。（現在は駅窓口でもらえます）

実際に歩いてみました。(橋本町経由)

最短距離と思われる橋本町経由(上記地図の１〜８の経路)で歩いてみました。右側の「BACK」の画像をクリックすると、いちばん上の地図に戻りますので、確認しながら読み進めることができます。

ゆっくり歩いて、所要時間は1時間くらいです。(実際に歩く距離は3キロほど。)

　1.新十津川駅周辺

新十津川駅正面左側の道を歩きます。駅正面左には、「三井モーターガス」というプロパンガス(？)を扱う会社があり、この会社を左に見ながら歩きます。

ここに説明が表示されます。

ちなみに、駅正面の道をまっすぐ進むと、「空知中央病院」があります。

　2.新十津川町役場

やがて、信号のある交差点に出て、新十津川町の町役場が斜め右に見えてきます。下画像に写っている標識では、滝川はまっすぐですが、実際には斜め左方向です。（交差点のレイアウトを参照）

ここに説明が表示されます。

その斜め左方向には「ファミマ」が見えるので、「ファミマ」に向かって横断歩道を渡ってください。すると、ファミマの向うに「新十津川役場」のバス停があり、このバス停を越えてさらに歩いて行きます。

ここに説明が表示されます。

　3.川を渡る(その１)

ここからは、国道275号線を歩きます。しばらく歩くと上り坂になり、やがて川を渡ります。「もう石狩川を渡るのか？」と一瞬びっくりしますが、この川は「とっぷ川」です。「とっぷ」を漢字で書くと「徳富」ですが、札沼線の新十津川の一つ前にある「下徳富」と同じです。

「とっぷ川」は石狩川の支流ですが、かなり大きな川です。

　4.住宅地を行く

とっぷ川を渡ると下り坂になり、住宅地になってきます。ここは「橋本町」というエリアです。

さらに進むと、郵便局と北海道ではおなじみの「セイコーマート」があります。

そして、国道の分岐点にもなっている交差点に出ます。ここはまっすぐ進みます。

　5.川を渡る（その２）

この交差点を渡ると、再び川を渡ります。国道の番号は451号に変わります。

いよいよ石狩川を渡ります。石狩川の滝川側は、ゴルフ場になっています。(下画像ではわかりにくいですが…)

川を渡り終えると、「滝川市」の標識があります。

　6.滝川の市街地を歩く

坂道を下ると、滝川市の市街地です。道路沿いには滝川西高校や銀河団地(バス停)があり、これらを見ながらどんどん進んでいきます。

　7.ＪＲが見えた

ＪＲ(函館本線)の線路が見え、道路は地下道で線路をくぐります。

　8.いよいよラストスパート

線路を越えると、すぐに信号のある交差点に出ます。この交差点を右に曲がるのですが、横断歩道へは階段を下りなければなりません。(下画像に階段が写っている)

上記交差点を右に曲がると、前方には「スマイル」と書かれた赤い看板が見えてきます。(下画像では、ぼけて見えない。) これは滝川駅前にあるショッピングセンターのものです。あと一息です。

さらに道なりに進むと信号のある交差点に出ます。この交差点を右に曲がると、前方に「中央バス滝川ターミナル」(現在は閉鎖らしいです)が見えてきます。

「中央バス滝川ターミナル」を通り過ぎると、滝川駅が見えてきます。本当にお疲れ様でした。

新十津川から滝川までバスで移動

新十津川駅から徒歩3分ほどの「新十津川役場」バス停から滝川駅前へバス(運行は北海道中央バス)があります。

　「新十津川役場」バス停について

「新十津川役場」というバス停は２ヶ所あり、ファミマのそば（以下、バス停Ａと表記。上記「歩いてみよう」でも紹介）と新十津川町役場の敷地内(以下、バス停Ｂと表記)にあります。この２つのバス停は80mほど離れていて、一方からもう一方は見えません。しかし、バス停が２ヶ所あることについては、何ら案内されていません。地元の方だけのひ・み・つのようです。

２ヶ所のバス停を併せて、日中は滝川方面へ毎時１〜２本バスがあります。

経路を問わず、滝川ターミナルまでの運賃は230円です。

＜バス停A (ファミマ・Aコープのそば)＞

滝川・浦臼線、ふるさと公園線のバスが発着します。橋本町経由（上記の「歩いてみよう」とほぼ同じ経路）で、すべて滝川ターミナル行きで、所要時間は11〜13分です。

＜バス停B (新十津川町役場の敷地内)＞

滝新線のバスが発着します。上記とは異なる経路で、滝川ターミナルを越えて「滝の川団地」まで運転されます。滝川ターミナルまでの所要時間は14分ほどです。

　列車との乗り継ぎについて（札沼線乗り継ぎも含む）

2016年3月26日以降、札沼線の新十津川駅までやってくる列車は1日1本のみとなっています。

＜札幌から新十津川経由滝川行き＞

※…新十津川役場バス停のどちらのバス停から発車するかを示します。

＜滝川から新十津川経由札幌行き＞

滝川TM発のバス時刻の頭についている文字は行先です。グ：グリーンパーク行き(ふるさと公園線)、新：新十津川行き（滝新線）、浦：浦臼行き