なつかしの列車・路線 関東・中部
東海道本線・伊東線 521M
名古屋地区の117系
セントラルライナー
ミニエコー(クモハ123)
東海道本線 321M,338M
飯田線の119系電車
371系電車(特急「あさぎり」ほか)
富山港線
のと鉄道(穴水〜輪島)
東海道本線・伊東線 521M
- 東京 7:24 → 熱海 9:22(着) → 伊東 9:49
- 185系の15両。 (熱海〜伊東間は10両)
2013年3月15日まで運転していました。特急車両(といっても、窓を開けられるなど特急車両としてはしょぼい)だったので、青春18きっぷ利用者には人気のあった列車です。
2013年3月16日以降は熱海〜伊東間のみ運転されていましたが、2014年3月の改正で、伊東駅で折り返しとなる特急「踊り子」号がなくなったため、この列車もなくなりました。
名古屋地区の117系
名古屋地区には国鉄末期に導入され、1999年の313系登場前は東海道本線の快速列車として活躍していましたが、最終期は快速列車からも撤退し、米原〜大垣間などの名古屋地区の末端区間での運用が多かったようです。2013年3月15日で定期列車から引退しました。
セントラルライナー
1999年から中央本線の名古屋〜中津川間で走り始めました。日中に1時間に1本の運転でしたが、乗車するには乗車整理券(310円)が必要でした。(例外あり、後述) その分、専用の車両(313系8000台)が作られ、車内はちょっぴり豪華でした。
多治見〜中津川間のみ利用する場合は乗車整理券は必要ありませんでしたが、多治見駅から乗るのは問題ないにしても、反対方向は着席しても乗車整理券を持っている人が現れると退かないといけないので、とてもおすすめできるものではありませんでした。2013年3月15日で「セントラルライナー」としての運転は終了し、この車両は現在、名古屋〜中津川間の快速列車(乗車整理券は必要なし)として運転されているようです。
ミニエコー(クモハ123)
中央本線の短絡ルート(岡谷〜みどり湖〜塩尻)が開通した際、メインルートから外れた辰野〜塩尻間の専用車両でした。2013年3月15日が最後の運転となりました。
東海道本線 321M,338M
東京〜静岡間で運転され、「ムーンライトながら」の間合い運用で運転されていました。「ながら」が臨時列車化されても従来どおりの車両で運転されていましたが、2012年3月16日で運転終了となりました。東京発は早朝、東京着は夜遅くになる列車でしたが、この列車をわざわざ選んで乗る人も多く、青春18きっぷ利用期間中は混雑する列車でした。
運転当時の時刻です。
- (338M) 静岡 19:30 → 東京 22:42
- (321M) 東京 5:20 → 静岡 8:45
- 373系の9両編成。
「ムーンライトながら」登場以前の「大垣夜行」時代にも同様の列車が運転され、長い歴史のある列車でした。
飯田線の119系電車
飯田線の近代化のために国鉄時代の1980年代に登場し、現在まで主に飯田線で活躍してきましたが、新型車両の登場により2012年3月で引退しました。
371系電車(特急「あさぎり」ほか)
特急「あさぎり」として新宿(小田急)〜御殿場〜沼津間を結んでいますが、2012年3月16日で運転終了しました。(特急「あさぎり」としては新宿〜御殿場間の特急として残存していますが、下記車両は使われていません。)
「ホームライナー」としても運転
また、間合い運転で「ホームライナー」として運転中されました。乗車整理券(310円、乗車駅ホーム上の券売機で購入)が必要ですが、青春18きっぷでも乗車できました。もっとも、早朝や夜間の列車なので、大阪〜東京を18きっぷで移動する場合は利用できません。
ホームライナー浜松5号 沼津 20:00 → 浜松 21:37 (平日のみ)
ホームライナー静岡35号 沼津 20:00 → 静岡 20:38(土休日のみ)
ホームライナー静岡8号 浜松 22:01 → 静岡 22:59 (平日のみ)
ホームライナー沼津2号 静岡 7:00 → 沼津 7:40 (毎日運転)
富山港線
富山駅と岩瀬浜(いわせはま)駅を結ぶ10キロ足らずの路線でしたが、かつては沿線の工場への貨物列車も多数運転されていました。2006年2月末で「富山港線」としての営業を終え、「富山ライトレール」(路面電車)として生まれ変わりました。(「富山ライトレール」としての営業は2006年4月末から)
距離の割には駅が多く、途中の東岩瀬駅〜大広田駅間は450メートルで、JRでは駅間距離が一番短いことで知られていました。また、末期は電化しているのにもかかわらず日中は気動車で運転されていました。
富山口駅…(「富山ライトレール」移管後は、この駅に列車が来ることはありません。)
東岩瀬駅…
競輪場前駅…
岩瀬浜駅…
101系
103系の前身で、「元祖、通勤電車」といわれる車両です。最後は南武支線(南武線の尻手(しって)〜浜川崎間)で余命を送っていましたが、2003年11月に運転終了しました。
のと鉄道(穴水〜輪島)
能登半島中部の穴水(あなみず)駅から、輪島塗で知られる輪島(わじま)を結んでいました。元はJR七尾線の一部で、七尾線の津幡〜和倉温泉間の電化と同時に、非電化で残った和倉温泉〜輪島間は「のと鉄道」に移管されています。
沿線にはきれいな道路が貼り付くように走っていることから、乗客をバスや自動車に奪われ、廃止に追い込まれたと思われます。廃止は2001年3月でした。