青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
Local Train Trip.(トップ・上画像をクリック) > なつかしの列車・路線 > 日本海縦貫線・青函

なつかしの列車・路線 日本海縦貫線・青函

急行「きたぐに」

特急「日本海」

419系電車

特急「雷鳥」

快速「くびきの」

特急「はくたか」

特急「北越」

急行「はまなす」

特急「スーパー白鳥」

特急「白鳥」

竜飛海底駅

快速「海峡」

北斗星

トワイライトエクスプレス

419系電車

583系(寝台車、現在は急行「きたぐに」で使用)から改造された普通列車用の車両で、車内には寝台の設備が残るなど、寝台車時代の面影を残していました。新型車両の増備により、2011年3月に引退しました。

前面の形から、「食パン電車」という愛称もあったようです。国鉄末期、赤字のために車両の新造が困難だったため、余剰だった583系を改造するという奇策によって生まれたそうです。同趣旨の車両は九州や東北にも投入されましたが、1990年代には姿を消しています。

2004〜2006年ごろ撮影:
419系

 せっかくなので、センヌキも使ってみました。

せっかくなので、瓶入り飲料を持ち込んで、このセンヌキで開けてみました。王冠を引っ掛けて、王冠がテーブルから離れないように引っ張ると、シューという音がして王冠が外れます。全然冷えていないので、決しておいしいとはいえませんが、かつての旅人の気分は味わえたような気がします。


419系のセンヌキを使って

なおセンヌキは、北陸本線を走る457・475系(車両の両端に片開きのドアが付いている車両)にも残っています。

 

特急「雷鳥」

私が物心ついた時には既にあった列車でしたが、新型車両の増備によって2011年3月に引退しました。

特急「雷鳥」485系

 

急行「きたぐに」

大阪から新潟まで走っていた夜行列車です。583系で運転されていました。定期列車の頃は、米原を経由しA寝台、B寝台、グリーン車、自由席の4種の座席がありました。2012年年3月からは臨時列車として湖西線経由で寝台車のみ連結で運転されていました。2013年1月が最後の運転となりました。


急行きたぐに

 

特急「日本海」

大阪と青森を結ぶ寝台特急で、一時期は青函トンネルを通って函館まで運転されていました。この列車がなくなったことで、大阪発着の定期運転の寝台列車がなくなりました。

快速「くびきの」

信越本線の新井駅と新潟駅を結ぶ快速列車でした。特急車両485系で運転され、乗り得列車でした。2015年の北陸新幹線開業時に運転終了、その後も新潟〜糸魚川間の快速列車(愛称なし)として1年程度運転されましたが、485系車両の引退に伴い運転終了となりました。


快速くびきの

 糸魚川行きの快速


糸魚川行き

特急「はくたか」

北越急行ほくほく線を通って、金沢と越後湯沢を結んでいました。この車両は北越急行の所有ですが、JR西日本が所有している車両もあります。北陸新幹線金沢開業時に運転終了。

 

特急「北越」

金沢と新潟を結ぶ特急です。北陸新幹線金沢開業時に運転終了。

 

急行「はまなす」

青森と札幌を結ぶ夜行急行で、14系客車で運転されます。ヘッドマークのついている客車急行は、おそらく「はまなす」だけでしょう。

急行「はまなす」

「はまなす」の車内の画像は、「北海道へのアクセス(北海道&東日本パス)」(リンクは左)をご覧ください。

 

竜飛海底駅

青函トンネルの中にある避難用に設けられた駅で、青函トンネルを通る列車の一部が停車し、見学することができました。


竜飛海底駅

時刻表には、函館駅から竜飛海底駅まで往復するルートと、新青森駅から函館駅へ行く途中に竜飛海底駅に立ち寄るルートが記載されていました。(2013年3月時点での時刻)

竜飛1コース

  • 函館 12:04 → 竜飛海底 13:14 (スーパー白鳥30号)
  • 竜飛海底 15:49 → 函館 17:01 (白鳥23号)

竜飛2コース

  • 新青森 12:45 → 竜飛海底 13:51 (スーパー白鳥19号)
  • 竜飛海底 16:46 → 函館 17:54 (スーパー白鳥25号)

が、要は竜飛海底駅にアクセスする列車と竜飛海底駅を発つ列車が指定されているだけですので、それらの列車にさえ乗れば、発駅が新青森・函館でなくても、着駅が函館でなくてもOKでした。

竜飛海底駅の見学には「海底駅見学整理券」が必要になります。(1人2040円。子供は半額) 全国の駅のみどりの窓口などで入手できました。


竜飛海底駅見学整理券

実際には、それに加えて列車ごとの特急券が必要(それも指定席を利用する人が多かった)ので、かなりの出費になりました。蟹田駅、木古内駅から特急に乗ることで青春18切符でも竜飛海底駅を見学できましたが、乗り継ぎ効率は非常に悪いので覚悟が必要でした。

見学行程は、竜飛海底駅からトンネル内の避難通路を通ってケーブルカーで地上に出て、青函トンネル記念館を見学するというものでした。

定員は40人くらい(途中のケーブルカーの定員が見学可能な人数)だと思うので、行くことが決まっているなら早めに見学整理券を買うべきでした。

現在は、青函トンネル記念館からケーブルカーで地下に降りることはできますが、竜飛海底駅へは行けません。

 

快速「海峡」

 青森と函館を結んで走った快速列車で、客車で運転。車両の老朽化のため、特急に格上げされる形で02年11月で姿を消しました。乗車券だけで乗れる最後の客車でした。


快速「海峡」

 

特急「白鳥」

大阪を午前中に発車し、丸1日かけて青森に到達する列車でした。青森からはかつては青函連絡船の夜行便、青函トンネル開通後は札幌行きの夜行急行と連絡していました。が、このルートで東北・北海道へ行く人がほとんどいなくなったため、2001年3月2日で姿を消しました。

八戸〜函館間の特急列車として「白鳥」の愛称が使われていましたが、私としては少し複雑です。(次項)

特急「白鳥」 青森行き
大阪駅の発車案内
ヘッドマーク

 

特急「スーパー白鳥」

東北新幹線の八戸延伸時に登場した電車特急で、現在は新青森と函館を結んでいました。2016年、北海道新幹線開業時に運転終了。

特急「スーパー白鳥」

特急「北斗星」

東京の上野と札幌を結んでいました。北海道新幹線開業時に運転終了。


北斗星

特急「トワイライトエクスプレス」

大阪と札幌を結んでいました。2015年の北陸新幹線開業時に運転終了しています。


トワイライトエクスプレス

サイトマップ

2020/6/18 更新