青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
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旅名人の九州満喫きっぷ

「青春18きっぷの九州版」という感じですが、九州内の第3セクターや私鉄も利用できます。2007年10月に期間限定で発売されましたが、人気があったためその後も発売されています。例えば、JRで長崎や熊本へ行き、路面電車で市内観光を楽しむといった使い方ができます。もちろん、「九州鉄道乗りつぶし」にも使えます。


旅名人の九州満喫きっぷと、このきっぷで乗れるおいしい列車。

利用期間・発売期間、価格、発売箇所について
乗り放題エリア、利用できる列車について
ちょっとした旅行プラン
こんな使い方もできます。

 

利用期間・発売期間、価格、有効期間、発売箇所について

1枚11000円(こども同額)。

3回(人)まで利用可能で、切符を買った日から3ヶ月間有効です。

利用方法や複数人数での利用、乗車中に日付が変わった場合の取り扱いは青春18きっぷと同じです。JR九州以外の鉄道・軌道線においては最終列車まで有効です。

JR九州内の駅のみどりの窓口、旅行会社などで発売。

 

乗り放題エリア、乗れる列車について

JR九州、西日本鉄道(西鉄)、北九州モノレール、甘木鉄道、平成筑豊鉄道(門司港レトロ観光線もOK)、松浦鉄道、肥薩おれんじ鉄道、くまがわ鉄道、南阿蘇鉄道、島原鉄道、福岡市地下鉄、筑豊電気鉄道、熊本電気鉄道、長崎電気鉄道、熊本市電、鹿児島市電の16社局の列車・電車(バスはダメ)に乗ることができます。JR線での扱いは青春18きっぷと同じです。JR以外は、南阿蘇鉄道のトロッコ列車以外に乗ることができます。西鉄特急(天神〜大牟田)や島原鉄道の急行にも追加料金無しで乗れます。

乗り放題エリアの詳しい路線図は

 九州エリア

でご覧ください。JR西日本のエリアは利用できませんので気を付けて。

青春18きっぷと同じように、その日最初に乗車する際には、駅係員から利用日の記入を受ける必要があります。が、「最初の乗車」がJR以外の場合は、その事業者の係員が扱い方を知らないといったトラブルに遭うかもしれないので、「最初の乗車」はJR線になるように計画を立てることをお勧めします。(かつてはパンフレットに「必ずJR係員から日付を記入を受けるように」との記述があった。2021年現在はその記述はありませんがお勧めはしません。)

 普通列車の普通車自由席以外には

普通列車の普通車指定席は、指定席券を買えば利用できます。普通列車のグリーン車自由席はグリーン券を買うことで利用できますが、グリーン車指定席には乗れません。

西鉄や島原鉄道の特急や急行は、追加料金なく利用できます。その他の第3セクターなどの別料金券の必要な列車は、それを買えば利用できます。(南阿蘇鉄道のトロッコ列車は除く)


急行(島原鉄道)

宮崎〜宮崎空港間、早岐〜佐世保間の特急・急行列車の普通車自由席を利用できます。

上記以外の特急(新幹線含む)、急行は利用できません。利用する場合は特急券などと乗車券も必要になります。

ちょっとした旅行プラン

 九州内の観光都市へ

1回分で博多・小倉から熊本・長崎などへ往復できます。(日帰り可能) 熊本や長崎の路面電車にも使えるのでお得です。

 九州を鉄道で1周

1日目:長崎→諫早→鳥栖→熊本→八代→(肥薩おれんじ鉄道)→川内→鹿児島中央

2日目:鹿児島中央→宮崎→延岡→佐伯→大分→別府

3日目:別府→行橋→(平成筑豊鉄道)→田川伊田→(平成筑豊鉄道)→直方→博多→(地下鉄)→唐津→伊万里→(松浦鉄道)→佐世保→長崎

こんな使い方もできます。

1回あたりの値段が3667円と割高ですが、熊本あたりから博多まで往復すれば元は取れるし、これでも熊本〜博多間を高速バスで移動するよりは割安です。所要時間も高速バスと変わりませんし、天神が行先の場合は大牟田駅で西鉄線に乗り換えるといいでしょう。

同様のことが博多〜長崎、宮崎〜鹿児島あたりでも言えます。「旅行」でなくても月に1度程度これらの区間を往復する機会がある方にもおすすめの切符となります。

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2021/2/27 更新

青春18以外の普通列車乗り放題切符