青春18きっぷ以外の普通列車乗り放題切符
青春18きっぷ以外の普通列車乗り放題のきっぷをいくつかご紹介しています。エリア限定、JR以外にも乗れるきっぷもあります。
以下のきっぷは、今後発売される保障はありませんし、内容などが変更になる場合もあります。効力はほぼ同じできっぷの名称が変わることがあります。(当ページに載せている限りは変更内容はフォローします。)
※ 特記がない限り、説明の所に書かれた金額は2019年10月以降のものですが、きっぷなどの画像にある価格は従前のものになっている場合があります。
秋の乗り放題パス
○の関西1デーパス
四国再発見早トクきっぷ
北陸おでかけパス
北陸トライアングルルートきっぷ
旅名人の九州満喫きっぷ
北海道&東日本パス(普通列車限定)
信州ワンデーパス
休日おでかけパス
あおもりホリデー・パス
えちごワンデーパス
一日散歩きっぷ・道北1日散歩きっぷ
秋の乗り放題パス
- 利用期間は2021年10月2(土)〜24日(日)。2019年9月11日(土)から10月22日(金)まで発売されます。
- JR全線の普通列車が1日乗り放題で、利用期間内の連続した3日間有効。
- 複数人数での利用はダメ。
- 7850円(こども3920円) 。
- JR各社の主な駅、旅行センターなどで発売。「みどりの券売機」など特急などの指定券を買える券売機でも購入可能です。
1日当たり2617円で全国のJR線を旅できます。秋の泊りがけ旅行に使えます。
優等列車の利用の際の取り扱い、第3セクター関係の特例については、青春18きっぷと同じです。「青春18きっぷの概要」を参照。
青函トンネル区間には、「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を利用することで、北海道新幹線(奥津軽いまべつ〜木古内間の普通車の空いている席)と道南いさり火鉄道(木古内〜五稜郭 途中駅での下車不可)を利用できます。発売・利用期間は「秋の乗り放題パス」の利用期間と同じ、オプション券については「青春18きっぷ北海道オプション券」と効力は同じです。
2020年からは、自動改札機を通ることができるようになります。
青春18きっぷと同様に、JRホテルグループ加盟のホテルに宿泊すると、宿泊料割引特典があります。詳細は「JRホテルグループに宿泊」(リンクは左上)を参照。
※ このきっぷを利用した旅行ガイド(主な路線の車窓紹介・運転ガイド・日帰りプラン・乗り継ぎなど)は、トップページから見たい地域を選んでください。
○の関西1デイパス
「○」には季節名が入り、秋なら「秋の関西1デイパス」となります。1枚3670円(こども1830円)、ほぼ毎日設定されていますが、季節の変わり目などに設定が無い日があります。利用日前日までにみどりの券売機で購入可能、またはJR西日本の「e5489」から前日までに予約し駅で引き換え。窓口での発売はないそうです。
京阪神周辺のJR線が1日乗り放題になる(下の画像をご覧ください。)他、大阪の水上バスも乗り放題になります。在来線の特急は特急券を別途買うことで利用できます。また、添付されている引換券を所定の窓口に提示することで京阪、南海、近鉄の指定されたエリアが乗り放題になるきっぷを受け取ることができます。京阪や南海や近鉄のどこが乗り放題になるかは発売時期によって異なり、グループ会社(路線バスなど)も含まれるため、琵琶湖の遊覧船「ミシガン」が乗り放題に含まれる(乗船は1回のみですが、通常の利用料は2780円)こともあります。
下画像は、2009年秋に発売されたものです。
秋に発売するものは、上記に加え近江鉄道が乗り放題になります。(変更の可能性あり)
四国再発見早トクきっぷ
利用日は土休日で、利用日の前日までに購入する必要があります。(購入時に利用日を指定する)1枚2100円(こども1050円)。JR四国のネットショップでも購入できます。(詳細不明)
JR四国全線(瀬戸大橋関係も含む)の普通・快速列車の自由席、土佐くろしお鉄道の窪川〜若井間、JR四国バスの路線バス(土佐山田〜アンパンマンミュージアム前〜大栃間と松山〜久万高原間)に1日乗り放題です。指定席や特急利用については青春18きっぷと同じです。
北陸おでかけパス
利用日は土休日(1月2・3日は利用不可)で、利用日の3日前までにみどりの窓口やみどりの券売機などでなどで購入、またはE5489で予約する必要があります。1枚2540円(子ども1010円)。購入できます。E5489から予約した場合は、使用日当日までに利用可能エリアとその周辺のみどりの窓口・券売機などで受け取る必要があります。
利用可能区間は滋賀県(一部)・福井県・石川県・富山県・新潟県のJR西日本が管轄する路線、北陸新幹線と引き換えに経営分離された区間です。(券面参照) 特急列車は別途特急券を買えば利用可能、北陸新幹線は利用できません。
北陸トライアングルルートきっぷ
利用日・購入日の制限はなく、毎日利用可能です。1枚2850円(子ども1430円)で2日間有効。乗り放題エリアとその周辺のみどりの窓口やみどりの券売機で購入可能です。
利用可能区間は七尾線、のと鉄道、氷見線、城端線と金沢〜高岡間の北陸新幹線と引き換えに経営分離された区間、わくライナー(和倉温泉〜七尾駅〜高岡駅間の高速バス。加越能バスが運行)です。(券面参照) 特急列車は別途特急券を買えば利用可能、北陸新幹線は利用できません。
わくライナーについて
1日4往復で、主な停留所は和倉温泉、七尾駅、氷見番屋街、新高岡駅、高岡駅です。主に能越自動車道(通行料無料)を通ります。和倉温泉駅、氷見駅は通りません。七尾駅も駅前バスターミナルの外れから発車し、乗り場はわかりにくいです。
乗車時に運転手に行き先を告げ、先に運賃を支払います。当きっぷで利用する場合は、わかりやすいように切符を運転手に見せて行き先を告げます。
旅名人の九州満喫きっぷ
旅名人の九州満喫きっぷをご覧ください。
信州ワンデーパス
- 発売期間・利用期間 毎日
- 主に長野県内のJR東日本線が1日乗り放題。飯山線との関連で、しなの鉄道の長野〜豊野間も利用可。詳細は券面で。
- 2680円(こども1050円)特急やグリーン車に乗る場合は料金券を買えばOKです。
- フリーエリア内の主な駅で発売。指定席券売機でも買えます。利用日当日も購入可能。
移動範囲が長野県内に限られる場合はおトクだと思います。しなの鉄道の長野〜豊野間も乗れるので、飯山線方面へ向かう場合におすすめです。
休日おでかけパス
- 発売期間・利用期間 土休日、4月29日〜5月5日、7月20日〜8月31日、12月29日〜1月3日の毎日
- 東京近郊のJR線(東海道新幹線除く・詳しくはパンフレットなどをご覧下さい)の普通列車、東京モノレールと東京臨海高速鉄道りんかい線(大崎〜新木場)が1日乗り放題。
- 2720円
- JR東日本の東京近郊の主な駅で発売。指定席券売機でも買えます。利用日当日も購入可能。
特急券を買えば、特急に乗れるのが青春18きっぷと異なる点です。東海道本線の小田原以東も乗れるので、「ムーンライトながら」乗車時の東京〜小田原間の乗車券に使うことも可能です。
あおもりホリデー・パス
- 発売期間・利用期間 土休日(4月29日〜5月5日、7月20〜31日、8月8〜31日、12月23日〜1月7日は平日も利用可能)
- それぞれのエリア内の主な駅で発売。2520円。
以前は「小さな旅ホリデーパス」という名前でした。
乗り放題エリア:大湊線、八戸線、津軽線、奥羽本線(弘前〜青森)、五能線(川部〜五所川原)と青い森鉄道線(青森〜八戸〜目時)。上画像とは異なります。
他にも「いわてホリデーパス(2500円・主に岩手県内が乗り降り自由)」があります。(利用可能日は多少異なる) いずれも特急券を買えば、特急に乗ることができます。(東北新幹線は除く) このきっぷは、自動改札機を通ることができます。
えちごワンデーパス
- 発売期間・利用期間 通年
- エリア内の主な駅で発売。利用当日も自動券売機などで購入可能。
新潟周辺のJR線が1日乗り放題で、1枚1570円です。特急券を買えば、特急にも乗れます。
週末を中心に使える「えちごツーデーパス」もあります。
一日散歩きっぷ・道北1日散歩きっぷ
一日散歩きっぷは札幌周辺のJR線が1日乗り放題で、札幌周辺の駅で購入可能。札幌から南方面は長万部や日高本線方面へも行けるのでおトクです。
道北1日散歩きっぷは旭川周辺のJR線が1日乗り放題で、旭川駅・深川駅などで購入可能。
いずれもおおむね4月〜11月上旬(2019年は11月30日まで発売)までの土休日に利用でき、当日発売のみです。2540円。乗り放題エリアは下画像参照。