青春18きっぷと大阪からの普通列車の旅〜Local Train Trip.
Local Train Trip.(トップ)なつかしの列車・路線 > その3・2008〜12年に廃止となった列車など
サイトマップ
2013/04/23 更新

なつかしの列車・路線 3

2008〜2012年に姿を消した列車や路線を取り上げました。

東海道本線 321M,338M

東京〜静岡間で運転され、「ムーンライトながら」の間合い運用で運転されていました。「ながら」が臨時列車化されても従来どおりの車両で運転されていましたが、2012年3月16日で運転終了となりました。東京発は早朝、東京着は夜遅くになる列車でしたが、この列車をわざわざ選んで乗る人も多く、青春18きっぷ利用期間中は混雑する列車でした。

運転当時の時刻です。

  •  (338M) 静岡 19:30 → 東京 22:42
  •  (321M) 東京 5:20 → 静岡 8:45
  •  373系の9両編成。


321M

「ムーンライトながら」登場以前の「大垣夜行」時代にも同様の列車が運転され、長い歴史のある列車でした。

 

飯田線の119系電車

飯田線の近代化のために国鉄時代の1980年代に登場し、現在まで主に飯田線で活躍してきましたが、新型車両の登場により2012年3月で引退しました。


119系

 

 371系電車(特急「あさぎり」ほか)

特急「あさぎり」として新宿(小田急)〜御殿場〜沼津間を結んでいますが、2012年3月16日で運転終了しました。(特急「あさぎり」としては新宿〜御殿場間の特急として残存していますが、下記車両は使われていません。)


371系

 「ホームライナー」としても運転

また、間合い運転で「ホームライナー」として運転中されました。乗車整理券(310円、乗車駅ホーム上の券売機で購入)が必要ですが、青春18きっぷでも乗車できました。もっとも、早朝や夜間の列車なので、大阪〜東京を18きっぷで移動する場合は利用できません。

ホームライナー浜松5号 沼津 20:00 → 浜松 21:37 (平日のみ)
ホームライナー静岡35号 沼津 20:00 → 静岡 20:38(土休日のみ)
ホームライナー静岡8号 浜松 22:01 → 静岡 22:59 (平日のみ)
ホームライナー沼津2号 静岡 7:00 → 沼津 7:40 (毎日運転)


ホームライナー浜松(371系)

 

419系電車

583系(寝台車、現在は急行「きたぐに」で使用)から改造された普通列車用の車両で、車内には寝台の設備が残るなど、寝台車時代の面影を残していました。新型車両の増備により、2011年3月に引退しました。

前面の形から、「食パン電車」という愛称もあったようです。国鉄末期、赤字のために車両の新造が困難だったため、余剰だった583系を改造するという奇策によって生まれたそうです。同趣旨の車両は九州や東北にも投入されましたが、1990年代には姿を消しています。

2004〜2006年ごろ撮影:
419系

 2011年1月に撮影


419系(2011年乗車時)
ここに説明が表示されます。

 せっかくなので、センヌキも使ってみました。

せっかくなので、瓶入り飲料を持ち込んで、このセンヌキで開けてみました。王冠を引っ掛けて、王冠がテーブルから離れないように引っ張ると、シューという音がして王冠が外れます。全然冷えていないので、決しておいしいとはいえませんが、かつての旅人の気分は味わえたような気がします。


419系のセンヌキを使って

なおセンヌキは、北陸本線を走る457・475系(車両の両端に片開きのドアが付いている車両)にも残っています。

 

特急「雷鳥」

私が物心ついた時には既にあった列車でしたが、新型車両の増備によって2011年3月に引退しました。

特急「雷鳥」485系

 

九州の485系特急など

以前は九州全体で運転されていましたが、新型車両の登場と新幹線の開業によって徐々に活躍の場が狭められ、2011年3月の九州新幹線の全線開業によって引退となりました。



九州の485系

一部は「ホームライナー」などの普通列車としても運転され、乗車整理券を購入すれば青春18きっぷでも利用できました。国鉄マークの付いた車両もありました。


九州・宮崎地区のホームライナー

 

特別快速「なのはなDX」

指宿枕崎線を通り、鹿児島中央と指宿を結ぶ速達列車でした。3号車はキハ220となり、展望スペース付きの指定席車です。(下画像参照) 1・2号車はキハ200で自由席(座席は転換クロスシートだと思いますが、ロングシートの場合もあったかもしれません。)となります。九州新幹線の全通と同時に怪しげな特急列車が登場し、それと入れ替わりに運転終了となりました。

現在でも全車自由席の快速「なのはな」もありますが、こちらはロングシート車で運転される列車があります。

鹿児島中央←→指宿




快速「なのはなDX」

 

快速「天草グルメ快速おこしき」

三角線を走る観光列車で、土休日に限り、同時間帯の普通列車の時刻を変更(一部駅を通過)して運転されていました。車両は普通列車と同じ(キハ47・31などの2両)ですが、ヘッドマークが付いていました。「おこしき」という愛称は、三角線の沿線にある「御輿来海岸」から来ているようです。2011年3月の改正で運転されなくなりました。


天草グルメ快速おこしき

 

キハ181 特急「はまかぜ」

以前は山陰本線全体で見られた車両ですが、2010年11月に新型車両が登場し、このタイプの車両は姿を消しました。かつては快速列車としても使われていました。

キハ181 特急「はまかぜ」

同タイプの車両で運転されていた特急「いそかぜ」(その2に記載。リンクは左)もご覧下さい。

 

キハ52

急勾配に対応できる両運転台車両がなかったことから、長期にわたって急勾配のある路線で使われていました。が、最後に残った大糸線での運用が2010年3月に終了し、過去のものとなりました。


キハ52

JR化当時で「古い車両」という印象があり、走行中はもとより停車中もエンジン音がうるさく、乗り心地も悪かったです。

 

快速「九千坊号」

2005年秋から2008年3月9日まで、主に休日に運転されていた肥薩線の川線区間の観光列車です。以下は運転されていた当時のデータです。

  •  熊本 9:03 → 人吉 11:39
  •  人吉 15:24 → 熊本 17:20
  •  キハ31の1両 ワンマン運転

 眺めの良いところではゆっくり走ったり、テープによる案内があります。指定席(16席ですが、その後12席で発券は9席になりました。下の座席図を参照)は畳敷きになっていて、足を伸ばして球磨川などの車窓を楽しめました。が、知らない人と相席することになった場合は、通路反対側の1人席(C席)に座ることができるように案内されていました。(後に、C席は自由席となりました。)

 「九千坊(きゅうせんぼう)」という愛称は、中国の揚子江から球磨川に移り住んだカッパ一族の伝説にちなんでいます。



九千坊号

 

特急「はやぶさ・富士」

東京と九州を結ぶブルートレインでしたが、利用客の減少や車両の老朽化のため、2009年3月のダイヤ改正で姿を消しました。関西在住の私にとっては縁のない列車でしたが、下関や九州で見かけることがあり、その時の画像を紹介します。

 門司駅(東京行き)での連結風景

東京行きは、熊本からの「はやぶさ」、大分からの「富士」を連結します。客車を連結するため、大掛かりな作業となります。


門司駅の連結作業

 下関駅(東京行き)での機関車交換

下関駅では、機関車を交換します。下関駅の上りホームに関しては、機関車の先頭の位置は立ち入り禁止になっているのが残念です。


下関駅の機関車付け替え

 中津駅で「富士」と出会いました。

たまたま、列車を待っていたら「富士」が到着しました。(上の門司駅・下関駅のものとは無関係です。)

富士

 

急行「つやま」

岡山と津山を結ぶ1往復運転の急行列車でしたが、同じ区間を走る快速「ことぶき」と所要時間がほとんど変わらないことや、急行料金が要ることを知らずに乗る人が多かったことから、快速に置き換えられる形で姿を消しました。キハ48(普通列車用の車両)で運転されていて、ロングシートがある急行列車としても有名だったようです。

見た感じ、新幹線から乗り換えてビジネス目的で津山に向かう人が利用していたようです。


急行「つやま」

 

特急「まりも」

 札幌と釧路を結ぶ夜行列車でキハ183に寝台車を挟み込んだ編成です。以前は急行列車として運転され、特急格上げの際に「おおぞら○号」となりましたが、いつの日からか「まりも」という愛称に戻りました。利用者が減っていたことから、週末だけの運転になり、それも2008年8月で終了しました。

特急「まりも」

 

特急「利尻」「はなたび利尻」

 札幌と稚内を結んでいた夜行特急ですが、利用者が少なくなったため夏季のみの臨時列車となり、その時に「はなたび利尻」という列車名に変更されました。が、2008年運転開始前に運転終了との衝撃のアナウンスがありました。JR北海道さんは、JR他社と比べて夜行列車がらみの割引切符を多く設定するなど、夜行列車の運転に熱心だった印象もありましたが、ここが運転を諦めたことで夜行列車の置かれた現実をまざまざと見せ付けられた感じがします。

 普通車と寝台車が連結された他、夏季を中心にお座敷車両を使用した「ゴロ寝カー」(枕と毛布付き)も連結されました。主に稚内到着後、船で利尻島に渡る人々に利用されました。

特急「利尻」「はなたび利尻」

 

特急「なは・あかつき」

京都・大阪と九州(長崎・熊本)を結ぶ寝台特急として運転されてきましたが、飛行機や高速バスの影響で2008年3月で運転を取り止めました。京都行きは朝のラッシュ時に到着することも、運転取り止めの理由かもしれません。


なは・あかつき

 

急行「銀河」

京阪神と東京を結ぶ寝台列車として運転されてきましたが、飛行機や高速バスの他、新幹線のスピードアップもたたって利用者が減り続け、2008年3月で終止符を打ちました。


銀河

 

381系通勤ライナー

山陰本線の西出雲駅(登場時は出雲市駅)と米子駅を結ぶ休日運休片道だけ朝ラッシュ時に運転される快速列車でした。当初はキハ181の3両編成が使われ、利用が好調なことから「やくも」用の381系に変わり、編成中にあったグリーン車も普通車として乗車券のみで利用できるようになっていました。

2008年3月に113系(リニューアル車)に置き換えられ、さらに2010年3月にはキハ126に置き換えられています。381系は現在、「ゆったりやくも」編成にリニューアルされましたが、この編成には乗車券だけでは乗せたくないんでしょう。




通勤ライナー381系