青春18きっぷで乗れるおいしい列車(北東北)
快速「はまゆり」
かつては急行「陸中」として運転されていた列車が快速に格下げになった列車です。座席は急行当時のままで指定席(一部の自由席も)は特急なみのリクライニングシートです。花巻〜盛岡間は、ロングシート回避のために利用する手もあります。
おもな駅の時刻
盛岡・花巻から釜石方面
号/駅名 | 盛岡 | 花巻 | 遠野(着) | 釜石 |
---|---|---|---|---|
1号 | 8:42 | 9:15 | 10:04 | 10:50 |
3号 | 11:42 | 12:17 | 13:06 | 13:57 |
5号 | 17:10 | 17:48 | 18:45 | 19:36 |
釜石から花巻・盛岡方面
号/駅名 | 釜石 | 遠野 | 花巻(着) | 盛岡 |
---|---|---|---|---|
2号 | 7:43 | 8:29 | 9:25 | 10:02 |
4号 | 10:14 | 11:06 | 11:58 | 12:32 |
6号 | 14:19 | 15:09 | 16:05 | 16:40 |
編成と使用車両
1 | 2 | 3 |
---|---|---|
自(ボックス) | 自(リクライニング) | 指 |
2008年8月に撮影しました。(※はそれ以前に撮影)
「SL銀河」
2014年から走り始めたSL列車です。宮沢賢治ゆかりの釜石線を走ることから、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージしたデザインになっています。春から秋の週1日程度の運転で、基本的に花巻を土曜日に発ち、その翌日に釜石を発車するダイヤになっています。
- 花巻 10:37 → 釜石 15:08
- 釜石 10:58 → 花巻 15:20
- 2021年春季の運転情報はありません。
- 全席指定。指定席料金は840円
外観
C58 239がキハ141(気動車4両)を牽引します。釜石線内の急勾配に備え、客車側にも動力があるのが特徴です。実際、坂を登る際はエンジンの音が車内に響いています。普段は盛岡にいて、運転日ごとに花巻へ回送するのですが、その際は気動車の動力を使って機関車を牽引する形になります。なお、キハ141は元々北海道にいた車両で、窓は二重窓になっています。
編成
※ 機関車の位置は花巻駅発車時点のものです。
機関車 | 4号車 | 3号車 | 2号車 | 1号車 |
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売店など | 指 | 指 | 指 | |
C58 239 | キハ143-701 | キサハ144-701 | キサハ144-702 | キハ142-701 |
車内
4人掛けのボックスシートが並んでいます。様々な装飾が施されています。4号車には売店やフリースペース、1号車にはプラネタリウムがあります。また各車両には当列車や宮沢賢治にちなんだ展示スペースがあります。
プラネタリウムは上映時間は10分ほどで、乗車中に1人1回見ることができます。途中の遠野までは花巻〜遠野間の利用客が優先になり、遠野駅より先へ行く人は遠野駅到着以降に見るように案内されるようです。(釜石発はたぶん逆になります。) プラネタリウム上映中の画像はありません。
その他の画像
ここに説明が表示されます。
快速「リアス」
- 盛岡〜宮古 盛岡発2本、宮古発1本。
- キハ110の1〜2両。
盛岡発 11:05 13:51 宮古発 9:26 所要時間はおよそ2時間5分。
盛岡と宮古をダイレクトに結ぶ列車です。この区間の全体の本数も少ないので、「さんりくトレイン宮古」などの臨時列車がよく運転されています。
快速「ジパング平泉」など
(※)特急車両を改造した車両(485系4両編成)で、一ノ関〜盛岡間の運転が基本ですが、他の区間で運転される日もあります。列車の愛称も運転区間によって大きく変わります。
※ 現在の所、盛岡〜一ノ関間で運転される時は1・4号車が指定席、2・3号車が自由席です。それ以外の運転区間で運転される場合は全車指定席のようです。
列車名 | 運転区間 | 運転日 |
---|---|---|
ジパング平泉2号 | 盛岡 9:46 → 一ノ関 11:11 | 5月1〜5日、6月26・27日 |
ジパング平泉1号 | 一ノ関 11:22 → 盛岡 12:42 | |
ジパング平泉4号 | 盛岡 13:02 → 一ノ関 14:25 | |
ジパング平泉3号 | 一ノ関 15:28 → 盛岡 16:52 |
他の列車名で盛岡〜一ノ関間で運転される日があります。(時刻はたぶん上記と同じ。) 他のエリアでも運転される日があります。
車内
1・4号車は窓の方に向けて座席がセットしてあり、運転席寄りは展望スペースになっています。また、デッキ部分は数台のテレビから岩手県をテーマにした映像が放映されています。2・3号車は通常の特急車両と同じ座席です。
快速「リゾートあすなろ」
八戸や新青森駅で新幹線と接続し、大湊(下北半島)・三厩(津軽半島)とを結びます。最近は三厩への運転は少なくなっています。八戸〜大湊間には次項の快速「しもきた」も運転されています。
運転日と主な駅の時刻
大湊線方面
1・4号が4/29、5/1-5.8.9.15.16.22.23.29.30、6/5.6.12.13.19.20.26.27運転。
- 【下北1号】八戸 10:50 → 大湊 12:40
- 【下北4号】大湊 15:59 → 八戸 17:53
車両
HB-E300形(ハイブリッド気動車)2両で運転されます。全席指定です。
大湊線内で陸奥湾沿いに走る区間がありますが、海側はD席になります。
快速「しもきた」
- 青森・野辺地・八戸 ←→ 大湊 4〜5往復運転
- キハ100の1〜2両編成。
大湊線を経由し、青森や八戸と下北半島の中心地大湊を結びます。大湊線内が各駅停車になる列車や、大湊線内のみの列車もあります。
※ キハ40での運転は、今はありません。