長崎・佐賀方面のJR線の旅
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※ 長崎へのアクセスについて(青春18利用) | 博多・小倉方面 | |
(熊本方面) |
長崎へのアクセスについて
博多(大阪方面)から長崎へアクセスするには、次の2つの経路があります。
- 博多→鳥栖→肥前山口→肥前鹿島→諫早→長崎(長崎本線経由)
- 博多→鳥栖→肥前山口→早岐→諫早→長崎(佐世保線・大村線経由)
前者は長崎行きの特急「かもめ」号も走るルートで、距離も所要時間も短いです。しかし、途中の肥前山口〜諫早間の普通列車は朝夕が中心です。
後者は距離も所要時間も前者より長いのですが、日中も1〜2時間に1本程度運転があります。前者で列車が見つからなくても、このルートであれば見つかります。
諫早〜長崎間は2つのルートがあります。
さらに諫早(喜々津・ききつ)〜長崎(浦上)間は、市布(いちぬの)経由と長与(ながよ)経由の2ルートがあります。市布経由がメインルートで特急、快速、主に電車で運転される普通列車が通ります。長与経由は気動車の普通列車のみですが、普通列車だけに関していえば市布経由より本数が多いです。長崎駅の発車案内を見ると、普通・快速列車の場合は列車ごとに経由が書かれています。(下画像)
長崎本線
鳥栖と長崎を結ぶ主要幹線で、特急列車が多数運転されています。かつては鳥栖〜早岐〜長崎間の路線だったそうですが、肥前山口〜諫早間が開業すると、こちらが長崎本線の一部になりました。また、諫早〜長崎間はかつては旧線区間が本線でしたが、後に新線が建設されると、こちらが本線となりました。そういった事情があり、長崎へは複数の経路が考えられます。詳しくは「青春18で長崎へ」をご覧ください。
鳥栖〜肥前山口 39.6km (50分)、1時間に1〜2本程度。415系(4両)・817系(2両)で運転されます。
肥前山口〜諫早 60.8km (1時間20分) 、僅少。車両は同上です。
諫早〜市布〜長崎(新線) 24.9km (快速で30分、普通で40分) 、1時間に2本程度。上記の電車のほか、快速「シーサイドライナー」(YC1系、キハ200。画像は大村線の項で。以下同じ)が乗り入れます。
諫早〜長与〜長崎(旧線) 31.6km (1時間) 、1〜2時間に1本程度。YC1系、キハ200で運転。2両編成が多いです。
車窓
鳥栖〜肥前山口間は田園風景が中心、肥前山口〜諫早間は有明海に沿って進み、新線の諫早〜長崎間は山の中を進み、トンネルを抜けるとそこは長崎の市街地になります。
旧線は喜々津駅を出ると海沿いに出て、しばらくは海沿いを進みます。市街地になってくると長与駅に到着。さらに山の中を進んで市街地になってくると西浦上・浦上と進んでいきます。
主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)
佐賀駅
肥前山口駅
長崎本線と佐世保線が分岐する駅で規模は大きいですが、「乗換駅」というイメージが強く、利用者は多くないようです。
身代り観音菩薩
肥前山口駅近くにある白い像です。一体、何の「身代り」なのかは全く説明がなく不明です。列車からも、肥前山口駅到着直前に進行方向右側(長崎・佐世保方面へ向かう場合)に見ることができます。
肥前山口駅から歩いて5〜10分くらい。
肥前鹿島駅
長崎本線の肥前山口〜諫早間では最もにぎわっている駅だと思います。駅前にはバスターミナルもあります。
肥前七浦駅
湯江駅
東諌早駅
諫早駅
喜々津駅
現川駅
山の中にあり、「利用する人がいるのか?」と思っていましたが、私が行った時には高校生が多数下車し、迎えに来た車で家路についていました。難読駅名でもあります。
大草駅
長与駅
長崎本線支線(長与周り)内では最も賑わっている駅です。原爆投下直後に運転された「原爆救援列車」のモニュメントが駅前(東口)にあります。
中尾城公園
長与駅東口正面の道を少し歩くとあります。2つのエリアを結ぶ赤い橋がインパクトがあり、橋から地上への螺旋状の滑り台もあります。(現在は使用できない) 坂道を上がるのが苦にならない方はいかがでしょう?
道ノ尾駅
古くからの駅舎が残る駅です。駅前は駐車場になっています。
道の尾温泉
長崎市の郊外の住宅地の中にあります。「道の尾温泉」が施設名です。
弱アルカリ単純泉。長崎本線(旧線・長与周り)道ノ尾駅から徒歩15分。石鹸、ドライヤーあり。ロッカー(大きさ問わず)に別途10円掛かるので、10円玉は忘れずに。
西浦上駅
駅周辺は住宅地ですが、短い商店街のアーケードを抜けると「住吉」と呼ばれる長崎市の一大ショッピングゾーンになっていて、路面電車の住吉電停もあります。
浦上駅
長崎の平和公園は、こちらが最寄り駅です。
平和公園・原爆落下中心地
JR浦上駅から駅前の大きな通りを左方向に歩いて10〜15分くらい。長崎駅から路面電車の場合は赤迫方面の電車に乗り、松山町電停で下車。
長崎駅
長崎市の中心駅で、長崎本線の終着駅です。市中心部やグラバー園などの観光地へは、路面電車に乗り換えることになります。
長崎ちゃんぽん
いろんな野菜や魚介類が入っていて、栄養バランスのいいメニューだと思います。長崎駅の駅ビル内の中華料理屋で食べたので、「本場」とは違うかもしれませんが・・・。
トルコライス
豚カツ、ピラフ、スパゲティが一つの皿に載っている洋風料理です。店舗によりいろいろな盛り付けがあります。下画像は思案橋電停近くにある「ツル茶ん」でいただいたものです。長崎発祥というミルクセーキも一緒に注文しました。
稲佐山からの夜景
稲佐山の展望台から眺める長崎市内の夜景は、日本3大夜景の1つに数えられています。
長崎駅から(以下同じ)長崎バス3・4番系統でロープウェイ前で下車し、ロープウェイに乗換え。または、長崎バス5番系統で稲佐山(終点)で下車し、急な階段を歩いて15分くらい。(冬季は、バスは稲佐山まで行きませんので、この方法は使えません。)
眼鏡橋
長崎駅から「蛍茶屋」行き路面電車に乗り、公会堂前で下車。歩いて10分くらい。
グラバー園
幕末から明治始めごろに活躍した人たちの住んでいた家や当時の建物などを展示し、また高台にあるため長崎市内を一望することのできる場所です。長崎を代表する観光地の一つです。
長崎駅から「正覚寺下」行きの路面電車に乗り、築町(つきまち)で下車。さらに「石橋」行きに乗り換え終点の石橋まで行き、後述のグラバースカイロードでアクセスしてください。
園内の通路の多くは石畳の道なのですが、その石の中にハートの形をしたもの2ヶ所あり、入場時に渡されるパンフレットにも位置が示されています。中には観光そっちのけにハートの石探しをする人(おばさんが多い)もいます。
グラバースカイロード
路面電車の石橋電停近くからグラバー園に至る道です。元々は急斜面の中にある家々に住む方々のための道なので、途中に斜坑エレベーターなどがあるため、団体客など大人数の移動や車でアクセスする人には向きません。鉄道で個人や少人数のグループでアクセスする方向けです。
大浦天主堂
有名なキリスト教会です。中には入れますが撮影禁止のため、内部の画像はありません。グラバー園の近くにあり、グラバー園の後に立ち寄ることができます。
長崎駅から「正覚寺下」行きの路面電車に乗り、築町(つきまち)で下車。さらに「石橋」行きに乗り換え「大浦天主堂下」で降りてください。
長崎新地中華街
神戸などと並ぶ日本を代表する中華街です。中華料理の店が立ち並び、本格的な中華料理や長崎ちゃんぽんなどを楽しめます。
長崎駅から「正覚寺下」行きの路面電車に乗り、築町(つきまち)で下車。案内板にしたがって歩いてください。
浜の町アーケード(浜んまち商店街)
長崎市を代表する商店街で、1日中人の流れが絶えることはありません。ここは国道にもなっています。長崎駅から「正覚寺下」行きの路面電車に乗り、西浜町(にしはまのまち)で下車。路面電車は交差点を右に曲がっていきますが、その交差点をまっすぐ歩くと商店街の入口があります。
出島
江戸時代、日本が鎖国政策を取っていた頃、唯一交流のあったオランダの商人たちが暮らしていた人口の島です。明治以降、埋め立てなどによって陸続きになっていますが、当時の姿を再現しようという活動が今も続いています。
長崎駅から「正覚寺下」行きの路面電車に乗り「出島」で下車、すぐそばです。長崎駅から歩けば15分くらいです。
端島(軍艦島)
かつての海底炭鉱の島として栄え、最盛時には5500人が住み、世界一人口密度が高い島として知られていました。炭鉱閉山後は無人島になっています。現在は遊覧船で上陸でき、ごく一部ですが散策することができます。
<上陸時>
正面には学校だった建物が、その左には65号棟という大きなアパートが見えます。
炭鉱関連の建物跡があります。山の上には閉山後に建てられたという灯台があります。
大正5年に建てられ日本最古の鉄筋建築といわれる30号棟があります。
ここに説明が表示されます。
野母崎水仙の里公園
長崎市から南へ延びる長崎半島のほぼ先端にあります。12〜1月ごろ、水仙の花が咲き誇ります。それ以外の時期も、水仙は咲いていませんが、公園に入ることはできます。端島(軍艦島)とは地理的に近く、直接眺めることができます。
野母崎水仙の里公園:長崎駅から野母崎方面(樺島、脇岬、岬木場行き)のバスに乗って「運動公園前」で下車すぐ。
佐世保線(肥前山口〜早岐〜佐世保)
佐世保に達する路線で、古くは肥前山口〜早岐間は長崎本線の一部でした。早岐駅では進行方向が変わりますが、2018年以降は早岐駅を直通する普通列車は少なくなっています。
肥前山口〜早岐 39.9km(55分) 、1〜2時間に1本程度。817・415系で運転。ほとんどが817系の2両編成です。
早岐〜佐世保 8.9km (15分) 、1時間に1本程度。大村線から普通列車や快速(区間快速)「シーサイドライナー」(キハ200など)が乗り入れます。
車窓
のんびりとした景色が続きます。早岐駅で向きを変えた後は佐世保市の市街地になり、高架線になると佐世保です。
主な駅紹介
武雄温泉駅
立派な高架駅ですが、正直な所、この路線の運転本数から見て、高架化する必要があったのか疑問です。駅名になっている武雄温泉へは歩いて15分くらいです。
武雄温泉元湯ほか
温泉と下界を分ける楼門を通ると、そこに元湯、蓬莱湯、鷺の湯と武雄温泉新館(資料館)があります。初めて行く時は、元湯から試してみてはいかがでしょうか? レトロな感じの浴場です。
単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。佐世保線武雄温泉駅から徒歩15分。石鹸、ドライヤーはあり。ロッカーには原始的な鍵が付いています。
ここに説明が表示されます。
上有田駅
木造駅舎を持つ駅です。駅周辺には有田焼関係の店が多いです。
有田駅
有田焼で有名な有田町の中心駅で、松浦鉄道が接続します。
九州陶磁文化館
有田や伊万里など、このあたりで作られる陶磁器を展示している施設です。入場無料で、展示作品の撮影も自由です。有田駅から徒歩15分くらいですが、急な坂道を登らなければならないのが辛いです。路線バスでも乗り入れてくれるといいんですけどね。
早岐駅
佐世保市内にあり、佐世保線の途中駅で大村線の起点です。この駅が終点でない佐世保線の列車は、進行方向が変わります。佐賀方面からまっすぐ進むと大村線に入っていきますが、大村線がかつて長崎本線だった頃の名残です。駅周辺は住宅地ですが、近くには「早岐瀬戸」という幅の狭い海があります。乗換えなどで時間があれば、見に行ってみてはいかがでしょう?
佐世保駅
JRでいちばん西にある駅ということで、駅の待合スペース内にそれを示す標柱があります。
佐世保バーガー
佐世保市一円。佐世保駅の近くの店もあります。
終戦当時、佐世保に駐留していた米海軍からレシピを聞いて作り始めたのが始まりだそうで、佐世保は日本における「ハンバーガー伝来の地」と言われています。以来、独自の発展を続け、今では「佐世保の味」として全国からも注目されるようになりました。佐世保市内のたくさんの店で食べられますが、店それぞれに「こだわり」あって、食べ比べるのが楽しいです。が、ボリュームがありますので食べすぎに注意。
作り置きしないので、注文して出てくるまで5〜15分かかりますが、待っただけの価値はあります。詳細は、佐世保駅にあるパンフレットなどをご覧ください。
大村線(早岐〜諫早)
大村湾沿いに走り、佐世保と長崎を結ぶ快速・区間快速「シーサイドライナー」が当線を経由します。
早岐〜諫早 47.6km(快速55分、区間快速60分、普通1時間05分)。 毎時1〜2本運転。キハ200、YC1系の2両編成が多いです。キハ66は近々引退です。
車窓(早岐→諫早)
早岐を発車するとすぐにハウステンボス駅に到着、右側にはハウステンボスの施設が見えます。しばらくすると大村湾に沿って走るようになり、諫早まで多くの区間で大村湾が車窓の友になります。
主な駅紹介
ハウステンボス駅
あのハウステンボスがあり、駅を出るとハウステンボスへ大きな通路が続いています。
南風崎駅
今では無人駅ですが、「終戦直後は大陸から帰還した兵士たちの収容施設があり、この駅から故郷へ向かった」との案内板があります。駅周辺は住宅地になっているほか、ハウステンボス関連の建造物も見ることができます。
川棚駅
大村線のほぼ中間にある駅です。
彼杵駅
嬉野温泉へのバスが発着しています。難読駅名でもあります。
千綿駅
海のすぐそばにある駅です。夕暮れ時の海の眺めが素晴らしいようです。
竹松駅
大村線では主要駅で、諫早方面からの一部列車が当駅で折り返します。駅のすぐそばを長崎新幹線の高架線が通っています。
大村駅
大村線の中心駅です。駅前のバスセンターからは長崎空港へのバスが発着しています。
筑肥線1・福岡市交通局(福岡空港〜博多〜姪浜〜唐津)
福岡市中心部と唐津を結ぶ路線です。福岡空港〜博多〜姪浜間は地下鉄路線となっていて、別運賃が必要になります。
福岡空港〜博多〜姪浜(地下鉄部分)25分 便多数 博多〜姪浜間300円、福岡空港〜姪浜間330円。
姪浜〜唐津 42.6km 1時間10分 毎時2本程度。
当線で見かける車両
103系(筑前前原〜唐津・西唐津間のみ)、303系、305系といったロングシート車で運転されます。姪浜〜筑前前原(筑前深江)間には福岡市交通局の車両も乗り入れます。
車窓
都市部の路線ですが、唐津に近づくと下のように海沿いを走ることもあります。唐津に近づいてくると、唐津城も見えてきます。
主な駅紹介
姪浜駅
福岡市の西の副都心みたいな印象のある駅です。福岡市交通局とJRとの境界の駅で、駅自体は福岡市交通局の管理ですが、駅名表は国鉄の様式になっています。
筑前前原駅
移住者が多いことで話題の糸島市の中心駅です。筑肥線の拠点駅でもあり、博多方面から当駅までの列車も多いです。また当駅から唐津方面は単線になります。
筑前深江駅
当駅から唐津方面は、海沿いを走ることが度々あります。
東唐津駅
今は高架駅で単純な配線になっていますが、かつては別の場所に駅があり、頭端式のホームを持ち直通する列車は当駅で向きを変えて唐津線の山本駅へ向かっていたそうです。ホームに立つと唐津城が見えます。
筑肥線2(唐津〜山本〜伊万里)
かつては博多駅からこの区間に直通する列車もあったそうですが、電化や経路変更などで今はこの区間のみの運転になっています。唐津〜山本間は唐津線に乗り入れます。
唐津〜伊万里 33.1km 50分 2〜3時間に1本程度の運転 キハ47・125が1〜2両で運転。下記の唐津線と同じ車両です。
車窓
山本駅を発車すると唐津線とは別の線路を走ります。やがて唐津線を乗り越すと山の中をしばらく走ります。山を抜けると田んぼの中に民家が点在するような眺めとなり、市街地になってくると終点の伊万里です。
主な駅紹介
駒鳴駅
映画かアニメの舞台になったそうで、それに関する表示板がありました。
大川野駅
筑肥線山本〜伊万里間では唯一の交換可能駅です。駅周辺も他の駅と比べてやや賑やかです。
肥前長野駅
開業時の駅舎が残る駅で、地元の皆様によってきれいに整備されています。
伊万里駅
伊万里焼で有名な町の中心駅です。かつては松浦線(松浦鉄道)と駅施設を共用していましたが、JRと三セクとで管理が別れ、駅前再開発とかで、駅敷地の真ん中に道路を通すという荒療治をやられました。おかげで線路は分断され、直通運転はできなくなっています。駅の中には伊万里焼の展示を行うスペースがありましたが、訪問時は定休日でした。
伊万里駅の周辺
唐津線(西唐津〜唐津〜佐賀)
長い歴史を持つ路線です。沿線には給水塔などの古い設備を見ることができます。
佐賀〜西唐津 48.9km 1時間20分 1時間に1本程度の運転 キハ47・125が1〜2両で運転。
車窓
田んぼと遠くの山々という車窓が続きます。
主な駅紹介
多久駅
佐賀方面からの一部列車が折り返します。駅には多久市の施設が入居し、そこが営業中は施設内で列車を待つことができます。
厳木駅
古い駅舎が残る駅です。駅舎の反対側には給水塔も残ります。「きゅうらぎ」と読みますが、難しい読み方です。
山本駅
唐津線と筑肥線の分岐駅になります。現在は2面3線で駅舎寄りの1番乗り場と2番乗り場を唐津線の列車が、3番乗り場を筑肥線の列車が使用するようですが、かつて筑肥線が東唐津駅から直接乗り入れていた頃はもう1本ホームがあったそうです。どう見ても当時の面影はありません。今は利用者は少なく、ひっそりとしています。
唐津駅
歴史ある唐津市の中心駅です。103系などの通勤電車とローカル線向けの気動車が乗り入れますが、この組み合わせに違和感を感じます。
唐津城(舞鶴城)
最上階からは、唐津市内が見渡せます。虹ノ松原の眺めが素晴らしく、また「拝めば宝くじが当たる」という宝当神社(ほうとうじんじゃ)のある高島も眺められます。
唐津駅から「唐津市内循環バス東コース」に乗り20分。歩いても20分くらいだと思います。
西唐津駅
唐津線の終着駅です。構内には大きな車庫があり、その端に駅舎と片面ホームがあります。駅周辺は住宅地になっています。
島原鉄道(諫早〜島原外港)
諫早〜島原外港 43.2km 1時間15分 1510円 1時間に1本程度の運転。
主な駅紹介
多比良町駅
サッカーの強豪校である国見高校のある町で、サッカーボールのオブジェが駅構内の他、駅周辺でいくつか見かけました。フェリーで熊本県の長洲に渡ることができます。
島原駅
島原半島の中心都市である島原市の中心駅です。「駅前」の画像にあるように、駅を出ると島原城が見えます。
島原城
5層の立派な天守閣です。一番上の展望台からは、雲仙などを眺めることができます。
島原鉄道島原駅から、歩いて10分ほど。
原城跡
「島原の乱」の時、キリスト教を信仰する農民たちが立てこもりました。今はわずかに石垣が残るだけで、城があった部分は公園として整備されています。今でも発掘が行われて、当時の十字架などが出土しているそうです。
島原駅(島原鉄道)から口之津方面のバスに乗り、南有馬小学校前下車。徒歩20分。
島鉄本社前駅
近くに島原鉄道の本社があるようですが、駅自体は片面ホームの小さな駅です。といっても、小さな窓口があり、2人の女性が切符や飲み物などを販売しています。
島原外港駅
熊本や大牟田への船が発着する島原港の最寄り駅(徒歩5分くらい)です。この駅も一応有人駅で、女性の駅員さんがきっぷを販売しています。
松浦鉄道(佐世保〜伊万里〜有田)
かつての松浦線を引き継いだ3セク鉄道です。日本で最も西を行く路線です。
佐世保〜伊万里〜有田 93.8km 3時間 1〜2時間に1本程度の運転
たびら平戸口駅
かつては日本最西端の駅でしたが、現在は「ゆいレール」の駅が日本の鉄道では一番西にある駅となっています。とはいえ、2本のレールを走る鉄道に限れば、今でもこの駅が最西端の駅です。この駅に着く際、車内放送では「日本最西端の駅」とアナウンスしています。