青春18きっぷの旅(富山エリア)
以下の地図中の駅名・路線名などをクリックしてみてください。なお、黒線の路線はJR以外の路線なので青春18きっぷでは利用できません。
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高山本線(猪谷〜富山)
猪谷〜富山 36.6km(55分)
猪谷〜越中八尾間は僅少、越中八尾〜富山間は1〜2時間に1本程度の運転です。富山へつながる唯一のJR線です。
車両
キハ120で運転されます。このエリアの車両は、車両の両端の色が異なるのが特徴です。
車窓
猪谷を発車してしばらくは神通川に沿って走り、やがて田んぼ中心の景色に変わってきます。市街地になってくると富山です。
主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)
猪谷駅
現在は普通列車は、すべてこの駅で乗り換えになります。かつては貨物列車が発着していたためか側線があり、ホームから改札口へ向かうときも、これらの側線を踏切で渡る形になります。
越中八尾駅
毎年9月始めごろには、「おわら風の盆」でにぎわいます。
速星駅
貨物列車の運転があり、構内は広いです。
富山駅
新幹線ができ、駅周辺の雰囲気は変わりました。。
立山そば(富山駅の駅そば)
かつては富山駅の各ホームにあったのですが、今は改札外(南口)にあります。蒲鉾に「立山」の文字が入っているのが特徴です。
富山黒醤油らーめん(富山ブラック)
駅前のCiCというビルの地下1階にある「麺家いろは」など富山駅周辺でも食べることができます。
一番搾りの醤油を10時間煮詰めたものをベースにしているため、スープが黒っぽく「富山ブラック」と呼ばれています。コシのあるやや太い麺と具はチャーシュー2枚とねぎと海苔1枚でしたが、チャーシューはコショウが利いていました。全体的に辛めで、その対策を考えた方がいいかもしれません。
富山高岡特例区間
3セクの管轄ですが、下記で取り上げる城端線・氷見線へのアクセスのため、通過利用(富山と高岡以外の駅では下車できない)に限って利用できます。
富山〜高岡 18.8km(20分)毎時2本程度。
車両
3セク事業者の車両で運転されます。JR西日本の521系と同タイプですが、2両編成が多く混雑していることが多いそうです。
金沢〜富山間について(特例区間と並行交通機関)
同様の特例区間は近くに金沢〜津幡間があります。「通過利用」の特例を生かすためには、特例区間の末端駅(津幡・高岡)で改札口から出る必要があります。出ない場合は、乗車全区間の運賃が必要になります。
主な区間の運賃:金沢〜高岡 820円、津幡〜高岡 600円、金沢〜富山 1090円。
どうしてもこれらの3セク路線に乗りたくない方は、金沢(東口2番乗り場)〜砺波(城端線)・高岡間に高速バス(予約不要)があります。本数は少ないですが、運賃・所要時間は砺波まで620円(40分ほど)、高岡まで720円(1時間10分ほど)。
また、金沢〜富山間の高速バスもあります。こちらは毎時1本程度で、運賃は930円、所要時間は1時間10分ほどです。金沢駅は東口2番乗り場から発車します。
城端線
高岡〜城端 29.9km(55分)1時間に1本程度。
終点の城端駅からは五箇山や白川郷へのバスが発着します。とはいえ最近は高岡発着のバスも多いので、これらのアクセス路線としては機能していないかもしれません。
車両
キハ40・47の1〜2両。
車窓
田んぼの中を走っていきます。
主な駅紹介
高岡駅
構内は広く、富山駅にも劣らない規模の駅です。駅前からは路面電車も発着します。
ドラえもんの散歩道
高岡市が藤子・F・不二雄氏の出身地であることから、高岡駅前の「ウィング・ウィング高岡広場」にドラえもんやのび太などのキャラクターの像が置かれています。
高岡大仏
高岡のシンボルといえる場所です。高岡駅から徒歩15〜20分。
新高岡駅
北陸新幹線開業に合わせて設けられました。当サイトは青春18きっぷの旅を提案するサイトなので、在来線の駅舎しか取り上げません。
油田駅
住宅地の中にある石油が出てきそうな駅名です。
砺波駅
城端線の途中駅ではもっとも賑わっていると思われる駅です。駅前からは金沢へのバスが出ています。
福野駅
「南砺市」の中心駅です。駅前には銭湯があります。かつて駅舎入口に掲げられていたという「福野駅」の看板があります。
福光駅
駅前からは、金沢行きのJRバスが発着しています。また、駅横にある駐輪場には主に北陸本線の特急列車のネームプレートが取り付けられています。(下画像)
ここに説明が表示されます。
城端駅
城端線の終着駅です。駅周辺には、古い町並みがあるそうです。
氷見線
高岡〜氷見 16.5km(30分)1〜2時間に1本程度運転。
途中の雨晴〜氷見間では海の近くを走るため、結構人気がある路線です。
車両
キハ40・47の1〜2両。城端線と共通運用なので、画像は城端線の項をご覧ください。
こんな車窓です。
高岡を発車後、しばらくは市街地ですが、徐々に民家は減っていき、工場地帯を走るようになります。意外にも大きな工場が多いです。その後は日本海に沿って走るようになり、その中に雨晴海岸があります。(下の車窓画像)天気が良ければ立山が見えるそうですが、私には見えたことはありません。再び市街地になってくると終着の氷見駅です。
主な駅紹介
越中中川駅
近くに学校が複数あり、学生の利用が多い駅です。駅舎も学生によってペイントされています。
十段ソフト
越中中川駅から徒歩3分くらいにある駄菓子などを売っている店で売られているものです。これだけ段数が多いのに価格は150円、周辺の学生の他、仕事途中の工事作業員なども買いに来ていました。購入時は「ソフトクリームください」で通用します。
能町駅
広い構内を持ち、高岡貨物駅への貨物線が分岐します。JR貨物の駅もあります。駅周辺は住宅が多いです。
高岡貨物駅
能町駅の北東に位置します。下画像は万葉線(路面電車)の吉久駅近くの踏切で撮影しました。
伏木駅
当駅の高岡寄りからも貨物線が分岐していますが、今は使われていないようです。駅周辺は古くからの民家が多く、一般公開されている建物もあります。
高岡市伏木北前船資料館
古くからの民家を使用した北前船関係の資料を展示しています。高台にあり、坂がちょっときついです。伏木駅から徒歩10分くらい。港への船の出入りを見張るために設けられたという「望楼」(そこの係員から、ここを見るよう強く言われる)からは、港や伏木の町並みを眺めることができますが、階段が急で狭く、リュックなどを背負っていたら邪魔になって上がれませんでした。
雨晴駅
かつて、国鉄のポスターに使われ、有名になりました。以前は無人駅でしたが、観光客が増えたためか、今はうっとおしいオッサンが改札口にいます。
雨晴海岸
駅から東方向に数分歩くと道の駅があり、そこの屋上展望台からの景色はおすすめです。
氷見駅
氷見線の終着駅です。駅前からは氷見市各地へのコミュニティバスが発着しています。
氷見カレー
富山県氷見産の煮干を使ったカレーだそうです。氷見駅近くの洋食屋さんで食べました。次項の「ひみ番屋街」にも同店の支店があります。
ひみ番屋街
氷見駅の北にある道の駅です。お土産屋や飲食店はもちろん、海や海岸を眺められる展望施設や足湯、日帰り温泉施設もあり、このエリアを旅行する人は必ず訪れる場所です。
氷見温泉郷総湯の泉質は「ナトリウム塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温水) 」。シャンプーなどの備え付けはあり、ロッカーは脱衣所のものを使用。
氷見駅から北方向へ徒歩20分、またはコミュニティバス(画像は上)で15分・片道100円。
他路線の駅
泊駅
富山会社とえちご会社の運転上の境界になってほとんどのおり、富山からの列車、糸魚川方面からの列車は当駅で折り返します。当駅で乗換えが必要になります。両方向とも同じホーム(2番のりば)で発着し、乗り換えはスムーズです。
が、同時到着はできないようで、片方が到着しようとしている際は、もう片方は信号で待たされます。