茨城県のJR線の旅
以下の地図中の駅名・路線名などをクリックしてみてください。
福島・仙台方面 | ||
宇都宮方面 | 上野(千葉)方面 |
常磐線(上野〜水戸)
上野〜水戸 117.5km(2時間10分程度)毎時2本程度運転。水戸から先、勝田駅や高萩駅まで運転される列車もあります。他に土浦止まりの区間列車や品川駅(上野東京ライン乗り入れ)まで乗り入れる列車もあります。
上野〜取手間運転の快速電車は千葉房総編をご覧ください。
車両
ほとんどがE531系10〜15両で運転されます。E531系はグリーン車があり、普通車はロングシートが多いですが、編成の両端にボックス座席もあります。(下表参照)
15 ボ |
14 ボ |
13 ボ |
12 ロ |
11 ロ |
10 ボ |
9 ※ |
8 ロ |
7 ロ |
6 ロ |
5 G |
4 G |
3 ロ |
2 ボ |
1 ボ |
←いわき (付属編成) | (基本編成) →上野・品川・小山 |
ボ:ボックス座席のある車両 ロ:ロングシート車 G:グリーン車。※「ボ」か「ロ」が編成により異なる。
1〜10号車が基本編成、11〜15号車が付属編成です。付属編成だけで運転する列車は号車番号が異なります。(上記より10引いた数になります。例えば15号車の場合は5号車)
この他、土浦〜水戸方面の列車にはE501系が使われるようです。(画像は水戸〜いわき間にて)
車窓
駅周辺以外は田んぼが中心ののんびりした景色が多いです。土浦駅を発車してすぐに小さな川を渡りますが、遠くに霞ヶ浦が見えます。(車窓画像参照)
主な駅紹介
土浦駅
当駅では上野方面からの列車の半数が折り返す他、水戸方面へ直通する列車も一部車両を切り離します。
石岡駅
起点(日暮里駅)からちょうど80キロの距離で、そのキロポストが輝いていました。駅前にはからくり時計もありました。
友部駅
水戸線が接続する駅です。乗換えにはホームの移動を伴います。
水戸駅
茨城県の県庁所在地駅で、利用者は非常に多いです。ペデストリアンデッキには、水戸黄門の像があります。
義公(徳川光圀)生誕の地
小さな神社になっています。絵馬の裏側は萌えキャラになっているのが謎です。水戸駅から徒歩5分。
常磐線(水戸〜いわき)
水戸〜いわき 94.1km (1時間40分程度) 毎時1本程度運転。区間運転も多いです。
車両
E531系、E501系で運転されます。5両編成が多いですが、10両編成での運転もあります。E531系10両はいわきには行きませんので、水戸〜いわき間の駅の発車案内で10両編成(品川・上野発着は除く)の表示があれば、間違いなくE501系です。
車窓
水戸駅を発車し、しばらくは市街地を進みますが、日立駅あたりで太平洋が見えてきます。その後は所々、建物の向こうに海が見えるという車窓を繰り返します。
主な駅紹介
勝田駅
上野方面からの多くの列車が当駅までの運転です。大きな車庫があります。
東海駅
「東海村」という村にあり、原発の町として知られています。駅周辺にも原発関係の施設があります。
日立駅
当駅のある日立市は日立グループの企業城下町で、駅周辺にも日立関連の会社があります。
日立駅の駅裏
日立駅の市街地の反対側は、すぐ近くが海で、展望スペースからその様子を眺めることができますが、絶景です。東日本大震災の時はどうだったのか不安にもなります。
高萩駅
おそらくは茨城県最北の町にある駅です。周辺の駅が橋上化される中、懐かしい感じがする駅です。
湯本駅
いわき湯本温泉の下車駅で、その中にある「スパリゾートハワイアンズ」で演じられるフラガールでも有名です。
いわき湯本温泉 みゆきの湯
駅近くの住宅街の中にある日帰り温泉施設です。湯本駅から徒歩5分くらい。
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。石鹸シャンプーの備え付けはありません。
水戸線(友部〜小山)
友部〜小山 50.2km(1時間10分)毎時1〜2本程度。
車両
E531系が使われています。すべて5両(付属編成)です。
主な駅紹介
下館駅
関東鉄道、真岡鉄道との接続駅です。南口は関東鉄道の管理ですが、改札は無人です。
結城駅
結城紬(ゆうきつむぎ)で有名な茨城県結城市の中心駅です。
水郡線(水戸〜磐城塙・上菅谷〜常陸太田)
水戸〜常陸大子 55.6km(1時間20分程度)。1〜2時間に1本程度運転。
常陸大子〜磐城塙 25.7km (30分程度)。本数は僅少。
上菅谷〜常陸太田 9.5km (15分程度)。1〜2時間に1本程度
水戸と郡山(安積永盛)を結ぶ路線です。上菅谷〜常陸太田間の支線もあります。当ページではこの支線と水戸〜磐城塙間を扱います。
車両
キハE130が使われています。2両編成(キハE131+キハE132 緑のライン)と1両(キハE130 赤のライン)があり、これらを組み合わせて最長で4両で運転されています。
こんな車窓です。
全体的に田んぼの中を走ることが多いです。久慈川の近くを走ることがあり、時期によっては鮎を釣る人を見かけることもあります。
主な駅紹介
中菅谷駅
駅周辺は住宅地です。
上菅谷駅
常陸太田への支線が分岐します。当駅で乗り換えになることがありますが、各ホームは踏切で連絡しているので移動が楽です。
常陸太田駅
支線の終着駅です。水郡線の途中駅(水戸駅、安積永盛駅以外の駅)の中では、利用者が最も多いそうです。
静駅
駅名が気になって降りてみました。周辺は住宅地です。
常陸大宮駅
水戸方面からの列車の一部が当駅で折り返します。駅周辺は市街地になっています。
袋田駅
次項の袋田の滝の最寄り駅です。袋田の滝へはバスで7〜8分の距離です。(歩いて行くのはちょっと遠いです。)
袋田の滝
バス停からは土産物屋が建ち並ぶ通りを過ぎ、歩いて15分くらいです。エレベーターでアクセスする展望スペースからの眺めは迫力があります。
常陸大子駅
水郡線の中心駅で、水郡線を運営する「水郡線営業所」もあり、広い構内には転車台もあります。
昭和な町並みと道の駅
駅前の通りは昭和以前の趣のある建物が立ち並びます。その先で久慈川を渡りますが、季節によっては鮎を釣る人を多く見かけます。久慈川の向こうには道の駅があり、日帰り温泉を楽しめます。