JR神戸線・山陽本線(大阪〜姫路)と周辺路線の旅
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JR神戸線・山陽本線(大阪〜姫路)
山陽本線(神戸以東は東海道本線)の大阪〜姫路間です。
大阪〜姫路 87.9km (新快速の場合1時間5分) 新快速は毎時4本、快速は毎時2本(大阪から姫路以西へ行く列車)
新快速・快速・普通(ほぼ西明石以東。)が多数運転されています。新快速が最も速く(その分混雑もする)、一時は大阪〜姫路間を1時間を切る列車もありましたが、今はそういう列車はありません。新快速は223・225系の8・12両で、快速は221・223・225系の6・8・10・12両で運転されています。普通は207・321系の7両で運転されています。
223・225系 快速・新快速用
207・321系 普通用
車窓
須磨駅あたりまでは市街地を進みます。その後は、海沿いに走るようになり、舞子駅付近では明石海峡大橋が線路の上を通っていきます。明石が近くなると右手に時計台(明石市天文科学館)が見え、明石駅に到着です。その後は田んぼも見え始め、姫路城が遠くに見えると姫路駅です。
主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)
塚本駅
大阪市の淀川区と西淀川区の境界にあり、阪急の十三やJR東西線の御幣島駅へ歩いて行ける距離です。最近有名になった「塚本幼稚園」は当駅が最寄になります。
尼崎駅
かつては普通列車しか止まらなかった駅ですが、JR東西線が開業後は乗換駅として急成長しています。駅前の工場などもショッピングセンターやマンションに変わり、さらに利用者は増えそうです。
立花駅
尼崎市の市役所の最寄り駅です。駅南側は一応再開発されていますが、北側は昭和のたたずまいが残っています。
甲子園口駅
甲子園球場のJRの最寄り駅ですが、甲子園球場へは歩いて30分以上かかります。甲子園球場へは、阪神電車が一番や〜。
西宮駅
阪神西宮(西宮市役所)へは徒歩15分くらい。さらに南に行くと、年始に「福男」でテレビに登場する西宮戎神社があります。
さくら夙川駅
北側には夙川公園が広がります。桜の時期はおすすめです。
芦屋駅
大金持ちが多く住む芦屋市の中心駅です。それらしく、駅ビルには百貨店も入っています。
甲南山手駅
JR化後の1996年に開業した駅です。各駅停車しか停まらないことを前提に作られたので、外側線にはホームはありません。北側にしか駅入口が無いのが1996年に造られた駅らしいです。神戸市の東端にあり、神戸市営バスが乗り入れます。
摂津本山駅
住吉駅
神戸市の有数のターミナル駅で、六甲アイランドとを結ぶ「六甲ライナー」に乗り継ぐことができます。
六甲道駅
阪神大震災では大きな被害を受けましたが、今はその面影はほとんどありません。駅前からは、六甲ケーブル乗り場へのバスが発着しています。
摩耶駅
南側は北側より低いためか、やたらと長いエスカレーターで改札口とつながっています。
灘駅
駅前の道を海の方に進むと阪神の岩屋駅があり、その先にはハット神戸があります。
三ノ宮駅
神戸市の中心駅で、神戸市役所が徒歩圏にあります。
元町駅
JRの駅は高架駅ですが、地下には阪神電車の駅もあります。駅南側には中華街が広がります。
神戸駅
列車はほとんどが直通しますが、この駅より東は東海道本線、西は山陽本線となり、それを示す表示もあります。通常の列車は2〜5番乗り場から発車しますが、朝ラッシュのみ1番乗り場から発車する列車があります。
兵庫駅
和田岬線が分岐します。神戸駅と同様、何ともレトロな感じの駅です。和田岬線への乗換改札は、和田岬駅の改札もかねていますが、有人改札がないので、青春18で利用する場合は、横にあるインターホンで問い合わせる必要があります。
新長田駅
駅周辺は阪神大震災で壊滅的な被害を受けました。今の駅は震災後に建てられたものです。
鷹取駅
かつては駅北側に鷹取工場がありましたが、今はその土地の多くがマンションになっています。
須磨海浜公園駅
割と近年にできた駅です。須磨水族館へはこちらの方が近いそうです。
須磨駅
駅の南側は須磨海岸が広がります。北側は須磨寺などの史跡もあります。このあたりから明石あたりまでは、列車は海沿いを走ります。
垂水駅
駅の山の手は神戸のベッドタウンで、駅前からは路線バスが多数運転されています。
舞子駅
明石海峡大橋の直下にあり、四国や淡路島へのバスに乗り継げます。また、駅前は公園になっていて、橋を下から眺められます。
明石駅
駅南側の魚の棚商店街では、明石近海で取れた魚介類が売られているほか、「明石焼き」を食べることもできます。
西明石駅
大阪方面からの普通列車のほとんどは、この駅までの運転です。6番のりばまでありますが、エスカレーターやエレベーターはなく、乗換は不便です。
大久保駅
JR化後に周辺の市街地化が進み、利用者が増えている駅です。
土山駅
加古川駅
加古川線が分岐します。乗換改札口があります。
かつめし
ご飯の上にカツを載せてデミグラスソースなどをたっぷりとかけた料理です。キャベツを煮たものが添えられています。また、お箸で食べるのも特徴かもしれません。
今回いただいた「いろはーず」さん(加古川駅南口から3分くらい)では、とんかつ以外の様々な揚げ物を載せ、ソースも3種類から選べます。
曽根駅
駅周辺は静かな住宅地になっています。ラッシュ時は近くの学校に通う学生たちで混雑する駅です。
姫路駅
近年、高架駅となりました。上記画像の「駅入口」の建物の2階は展望デッキになっていて、少し高い位置から姫路城を眺めることができます。
姫路駅の駅そば
姫路駅のホーム上にある立ち食いそばは、麺が黄色くてラーメンにそばの汁をかけて食べている感覚です。昔、普通のそばが傷みやすいため、ラーメンに使う「かんすい」を使って麺を作ったのが始まりだそうで、それが今も続いています。
姫路モノレール展示室
かつて、姫路駅前から手柄山駅までを結んでいたモノレール路線で、かつての手柄山駅の跡を利用して当時の車両などが展示されています。廃止から30年以上たってもレールの一部が残っていて、山陽本線の列車からも見えますので、ご存知の方も多いかと思います。
姫路駅から徒歩20分。「手柄山交流ステーション」内にあります。姫路駅北側からレール跡が続いているので、それをたどって行けば到達できます。レール跡はなくなっている箇所もありますが、南西方向に手柄山(観覧車が見える)が見えますので、わからなくなったら手柄山を目指して歩いてください。(ナビゲーションさせるなら同一地点にある「姫路市立水族館」で検索してください)姫路城とは逆方向なので、姫路城と一緒に歩いて訪ねるのは大変です。
※ この集合住宅は取り壊されていて、2018年1月現在は現存しません。
または山陽電車の手柄駅(JR姫路駅のすぐそばの山陽姫路駅から乗ると最初の駅)から歩いて10分。路線バスがあるかどうかは不明。
山陽本線(和田岬線)
兵庫〜和田岬の1駅のみの名無し支線です。付近の工場で働く人が多く利用する通勤路線のため、昼間の運転はない上、日曜休日は1日2往復のみとなります。
103系の6両編成が使われます。
兵庫〜和田岬 2.7km
和田岬駅
兵庫駅から分岐する支線の終着駅です。すぐそばに地下鉄の和田岬駅があり、アクセス自体は容易です。
加古川線(加古川〜谷川)
あまり利用する機会のない地味な路線です。非電化の路線でしたが、山陽本線が不通になった時の迂回路になるとの理由で電化されました。
加古川〜西脇市 31.2km(50分)毎時1本程度
西脇市〜谷川 17.3km (30分) 僅少。
125系(転換クロス)が1両、103系(ロングシート)が2両で運転されます。
車窓
ほぼ全線で加古川(河川の名前)の近くを走ります。のんびりとした車窓が続きます。
主な駅紹介(一部駅は観光地なども紹介)
厄神駅
すごい駅名ですが、周辺にある神社から取った駅名だそうです。車庫があるため、この駅が終着となる列車が多いです。
粟生駅
加古川と西脇市のほぼ中間にある駅で、神戸電鉄粟生線と北条鉄道が接続します。加古川線は毎時1本程度の運転ですが、これらの路線とはスムーズに乗換えができるようダイヤが組まれているようです。
西脇市駅
加古川線の拠点駅で、乗り通す場合はこの駅で乗り換えることが多くなります。行先だけを表示する「超コンパクトな発車案内」が名物かもしれません。