大阪府南部とその周辺のJR路線の旅
以下の地図中の駅名・路線名などをクリックしてみてください。路線名をクリックした後に下にスクロールさせて駅画像をご覧ください。大阪中心部の駅(長居以北の大阪市内の駅、おおさか東線の駅など)はこちら
神戸・姫路方面 | 山陰方面 | 東海道本線方面 |
白浜・新宮・伊勢方面 | 亀山・四日市方面 |
大阪中心部の路線図と駅
画像のない駅は載せておりません。
大阪環状線
大阪の町をぐるっと1周する路線です。
大阪〜天王寺〜大阪 21.7km 、基本的に201・323系(8両)で運転される他、「大和路快速」「関空・紀州路快速」として221・223・225系が乗り入れてきます。
「大和路快速」「関空・紀州路快速」の画像はそれぞれ大和路線、阪和線の項をご覧ください。
主な駅紹介
天満駅
島式ホームと片面ホームを持つ駅ですが、島式ホームは天王寺方面のホーム、片面ホームは大阪方面のホームとして運用されています。駅を出たところが天神橋筋商店街で、南に15分ほど歩くと大阪天満宮駅に達します。
桜ノ宮駅
大川のそばにあり、大阪方面からはこの川を渡ってすぐの所に当駅があります。大川沿いは桜の名所で、毎年春の造幣局の通り抜けの最寄り駅の1つでもあります。
京橋駅
JRと京阪電車との乗換駅として1日中賑わっています。駅周辺は歓楽街で、レジャービルや風俗店を多数見かけます。
大阪城公園駅
大阪城ホールなどの最寄り駅になります。大阪城天守閣へは森ノ宮駅の方が近そうです。
森ノ宮駅
ホームの大阪寄りに立つと、大阪城を眺めることができます。
玉造駅
環状線内では小規模な駅と思われますが、近年は103系の形をした建物が建ち、マスコミで取り上げられることが増えています。
鶴橋駅
駅周辺は朝鮮から移り住んだ人が多く住み、ごちゃごちゃした商店街の中には朝鮮関係の物を売る店がたくさんあります。焼肉店が多く、その臭いがホームに漂っていることもあります。
桃谷駅
鶴橋と同じように朝鮮人が多い地域で、韓国一色の商店街もあります。
寺田町駅
ホームのリニューアル工事の際、壁を削っていると古い駅名標が出てきたことが話題になっていました。
芦原橋駅
徒歩圏には、在日や同和問題を紹介する「大阪人権博物館」がありますが、橋下徹から散々叩かれていました。
大正駅
この駅のある大阪市大正区は沖縄から移り住んだ人が多く、駅周辺にも沖縄料理の店をいくつか見かけます。また、バスで10〜20分ほどかかりますが、渡し舟が7箇所残っていて、地元の皆様の足になっています。
弁天町駅
駅の背後には巨大なビルが立ち並びます。天保山や海遊館へは、当駅から地下鉄に乗り換えになります。(18きっぷ利用者なら、もっとお得な方法あり。桜島駅の項目参照)
西九条駅
2面3線の駅で、真ん中の線を桜島線が使用します。朝ラッシュ時は特急がそのホームを通過した後に桜島線の列車が慌しく折り返していく様が印象的です。
野田駅
JR東西線の海老江駅へ歩いて行けます。(徒歩10分くらい)
福島駅
大阪駅から環状線(内回り)に乗って最初の停車駅がここ福島駅ですが、大阪駅から1キロほどしか離れていないので、大阪駅から歩く人も多いです。
桜島線(JRゆめ咲線)
かつては貨物列車が多く運転されていたそうですが、今では安治川口までわずかに残っている状態です。沿線の事業所への通勤客やUSJへ行く人が多く利用しています。
西九条〜桜島 4.1km 8分 車両は大阪環状線の快速以外と同じです。
主な駅紹介
安治川口駅
1日を通して貨物列車の入れ替え作業が行われています。付近は工場が多く、西九条から乗った乗客の多くがこの駅で降りますが、最近はマンションが建つなど宅地化も進んでいます。
ユニバーサルシティ駅
言わずと知れたUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の最寄り駅で、駅前もUSJの雰囲気です。
桜島駅
桜島線の終着駅です。徒歩10分のところには、天保山渡船場の乗り場があり、無料で天保山に渡ることができます。スタンプにも、この渡船と思われる船が描かれています。詳しくは「桜島駅から天保山へ」をご覧ください。
阪和線
天王寺と和歌山を結び、さらに白浜方面へのアクセス路線です。関西空港への列車も当線を経由し、一部は大阪環状線に乗り入れます。(紀州路快速・関空快速) この他、鳳〜東羽衣間の支線があります。
天王寺〜和歌山 61.3km 1時間15分 天王寺〜和歌山を通して運転するのは紀州路快速が中心で4本の運転。223・225系(4〜8両)。205系も走りますが、少数になっています。
鳳〜東羽衣 1.7km 3分 223・225系(4両)。
車窓
しばらくは市街地を進みます。徐々に田んぼが目立つようになり、山中渓(やまなかだに)付近からは府県境の山越えに差し掛かります。和歌山県に入ると下りになり、紀ノ川を渡ると和歌山に到着します。
主な駅紹介
美章園駅
古くからの高架線駅で、高架沿いには古くからの店舗や住宅が続きます。
鶴ヶ丘駅
セレッソ大阪の本拠地である長居スタジアムの最寄り駅で、駅全体もセレッソ大阪のチームカラーであるピンクでまとめられています。
長居駅
駅前には長居公園があります。
我孫子町駅
駅周辺は地下鉄のあびこ駅にかけて商店が連なります。ごちゃごちゃした印象です。あびこ観音の下車駅です。
あびこ観音
厄除けの神様として有名で、節分の時期には大変込み合うそうです。
杉本町駅
八尾駅からの「阪和貨物線」が当駅で接続していました。その名残が当駅の構内配線から読み取ることができます。すぐそばに大阪市立大学があり、そこの学生さんが主な利用者です。
旧 我孫子検車場(浅香中央公園)
杉本町駅から東へ徒歩10分ほどの所にある浅香中央公園は、かつては大阪市営地下鉄の我孫子検車場があった所で、その一部がモニュメントとして残されています。
堺市駅
堺市の中心駅です。上の画像にあるように、高層ビルを見ることもできます。
三国ヶ丘駅
南海高野線との乗換駅です。JRは快速も停まりますが、南海電車からJRに乗り換える人が多いらしく、それを阻止するため南海電車は普通と準急しか停まらないそうです。
百舌鳥駅
駅近くに仁徳天皇稜があります。が、ほとんどの人はがっかりすると思います。
仁徳天皇稜
空中から撮影した写真が歴史の教科書に必ず載せられていますが、地上から行くと、かなりしょぼいです。がっかりする人も多いのでは? 百舌鳥駅(阪和線)から徒歩5分
上野芝駅
鳳駅
阪和線の中心駅で、東羽衣への支線が分岐します。駅周辺はごちゃごちゃしていますが、歩いて5分ほどにある「大鳥神社」はかなり大きな神社です。
和泉府中駅
橋上化され、雰囲気が変わりました。
下松駅
山陽本線の下松(くだまつ)駅と同じ漢字表記の駅です。が、ご覧の通り読みは異なります。阪和線内では最も新しい駅です。
東岸和田駅
南海電車の岸和田駅へは、少し離れています。
東貝塚駅
このあたり、「東岸和田」「東貝塚」「東佐野」と「東」がつく駅が複数あります。
くら天然魚市場
東貝塚駅から徒歩10分ほどの所にあります。獲れたての海産物などを刺身などにして結構安く売っています。イートインもあって、買ったものを食べることもできます。
東佐野駅
開業以来の三角屋根の小さな駅舎を持つ駅です。
熊取駅
近隣の大学や企業の送迎バスを多く見かける駅です。
日根野駅
大阪方面からやってきた関空・紀州路快速は当駅で切り離します。関空・和歌山行きは前4両が関西空港行き、後4両が和歌山行きとなります。関西空港ができる前は、快速列車は当駅を通過していました。
和泉砂川駅
古くからの駅舎が今も現役です。昔は「砂川遊園」という遊園地が近くにあったそうです。
山中渓駅
大阪から来た場合は、大阪府最後の駅です。周囲は静かな住宅地となっています。駅の周りには桜が植えられていて、開花時期には撮影名所として賑わいます。
紀伊駅
住宅などが入り組んだごちゃごちゃとしたところにありますが、周辺にある学校のスクールバスが発着し、通学時間帯はバスを待つ人の行列が乗り場から駅舎を通って改札を過ぎ跨線橋あたりまで伸びるそうです。跨線橋にも「2列に並べ」との表示があります。
六十谷駅
難読駅で有名らしいですが、よく似た駅名は他にあるのである程度は推測可能かと…。
紀伊中ノ島駅
現在は阪和線のみの駅ですが、かつては和歌山線が乗り入れていて、そのホームが残っています。通過する列車からも見つけることができます。
東羽衣駅
鳳(おおとり)駅で分岐する支線の終着駅です。近くには、南海電車の羽衣(はごろも)駅があります。
関西空港線
関西空港へのアクセス路線です。りんくうタウン〜関西空港間は南海と線路を共有します。
日根野〜関西空港 11.1km(10分)毎時4本程度。日中はすべてが関空快速としての運転です、223・225系で運転されます。
主な駅紹介
りんくうタウン駅
4番乗り場まであり、1・4番乗り場を南海、2・3番乗り場をJRが使用します。関西空港方で合流します。駅自体は南海の管理のようです。
関西空港駅
改札を出て左に進むと大部分の飛行機が発着する第1ターミナルビル、右に進むとピーチが使用する第2ターミナルビルへのバス乗り場があります。空港施設は24時間営業ですので、堂々と夜明かしできます。
大和路線(関西本線)
JRにおける奈良への路線です。全体的には近鉄に押されて苦戦していますが、外国人には重宝されているようです。午後の奈良から大阪方面への列車は中国人の「うーぴーぱーぺーぽー」という不快な会話が車内に響き渡っていることもあります。
JR難波〜奈良 41.0km(45分)毎時4本程度。JR難波発の列車は日中は王寺までの運転で、奈良まで行くのは大阪方面からの大和路快速(221系6〜8両)になります。
主な駅紹介
JR難波駅
かつては湊町(みなとまち)という駅で、スタンプはその頃に押したものです。難波エリアの西の端にあり、地下鉄の難波駅へは歩いて10分くらいかかります。
今宮駅
かつては環状線の駅はありませんでしたが、後に設置されています。1階に改札口、2階は大和路線と環状線の環状線の外回り、3階には環状線の内回りののりばです。
新今宮駅
大和路線と環状線の駅で、お互いを乗り換える場合は当駅での乗換えが便利だと思います。南海電車とも乗換えができます。通天閣のJRの最寄り駅でもあります。駅周辺にはあいりん地区があり非常にガラの悪いところですが、最近はそこに中国人観光客まで入って来て、さらにガラが悪くなっています。
天王寺駅
大阪有数のターミナル駅で、天王寺公園やあべのハルカスが近くにあります。
天王寺駅の駅うどん
阪和線ホームにある「天王寺うどん」で、はやっている店です。下画像は「てんぷらうどん」ですが、大きなてんぷら(ほとんど衣)がのって300円(2012年当時)です。
東部市場前駅
駅周辺は「杭全(くまた)」と呼ばれる地域です。近くには百済貨物駅もありますが、当駅開業前は「百済」という旅客駅もあったそうです。
百済貨物ターミナル
元々は「百済貨物駅」という名前でしたが、梅田貨物駅の一部を移転して「貨物ターミナル」として再出発しました。展望施設からは構内の様子を眺めることができます。
平野駅
大阪市平野区の中心駅ですが、区役所などとは離れていて、バスなどでのアクセスとなります。
加美駅
入口は2つあり、1つは上画像のように民家の間にあって違和感を感じます。
久宝寺駅
かつては大きな貨物駅があり、その貨物駅を抱え込むように上下線のホームが離れて設置されていたため、非常に不便だったそうです。その貨物駅が廃止となり、跡地の再開発が行われて今のような形になっています。
柏原駅
大阪府柏原市の中心駅ですが、快速列車は基本的に止まらず酷い扱いを受けている駅です。改札内で近鉄道明寺線と乗り換えることができます。
三郷駅
山小屋風の駅舎が特徴です。快速は停まらない駅ですが、駅前にスーパーがあるなど、利用者は結構いるようです。
王寺駅
JRは大和路線と和歌山線の2線が乗り入れますが、近鉄も二つの路線が乗り入れます。が、JRの駅の左右に分かれて駅舎があり、片方が王寺駅(生駒線)、もう片方が新王寺駅(田原本線)で、2つの路線の線路はつながっていません。
法隆寺駅
言わずと知れた法隆寺への駅です。歩いて30分ほどかかります。
大和小泉駅
住宅地の中にある駅です。このあたりの駅は、どんどん橋上化されています。
郡山駅
奈良駅
高架化が完成し、イメージを一新しました。駅周辺(特に西口)には新しいマンションが建つなど、開発が続いています。一方、旧駅舎も駅前に残っていて、観光案内所になっています。奈良公園へは、東口を出て徒歩15分くらいです。
学研都市線・JR東西線
正式には「片町線」という路線ですが、沿線に関西学術研究都市(学研都市)があることから「学研都市線」という愛称が付けられ、「片町線」という路線名は駅構内ではほとんど見かけなくなりました。その後、JR東西線が開業し、尼崎駅を介してJR宝塚線(福知山線)やJR神戸線と直通運転を行っています。車両は207・321系になります。
学研都市線:京橋〜木津 44.8km(1時間5分)。京橋から離れるほど本数が減り、木津まで走るのは毎時2本程度です。
JR東西線:尼崎〜京橋 12.5km(20分)日中は7〜8分間隔で運転。
車窓(京橋→木津)
しばらくは市街地を走りますが、前方や右方には生駒山地が見えてきます。進んでいくとどんどん山を近付いてきますが、それを避けるように走り、京都府に入ります。その後は木津まで田んぼや畑も目立ちも多くなります。
主な駅紹介
JR三山木駅
すぐそばに近鉄の三山木駅があります。その向こうにある木津川を渡れば奈良線の玉水駅へ行くことができます。(徒歩30分・下画像)
同志社前駅
その名の通り同志社大学(京田辺キャンパス)の最寄り駅です。大阪方面からの列車の半数程度が当駅で折り返しますが、その列車が使用していたホームが今も残ります。
京田辺駅
近くには近鉄京都線の新田辺駅があり、奈良や京都へ行くことができます。
津田駅
忍ケ丘駅
駅周辺にある「忍岡古墳」が駅名の由来だそうです。
四条畷駅
住道駅
徳庵駅
鉄道車両を造っている近畿車両が隣接していて、見慣れない車両が工場内に見かけることがあります。
放出駅
おおさか東線との接続駅になりました。周辺は住宅地になっています。
鴫野駅
おおさか東線との接続駅です。カーブ上にホームがあるためか、京橋方面のホームには、今ではほとんど見かけない運転関係の駅員さんがいましたが、今はどうなっているか不明です。
大阪城北詰駅
地上に出ると大阪城が見えますが、その横にあるOBP(大阪ビジネスパーク)にも近いです。
大阪天満宮駅
駅から徒歩5分位の所に駅名にもなっている大阪天満宮があります。受験や梅の花が咲く時期には多くの人が訪れます。
北新地駅
待合スペースには「キタノザウルス」が置かれていますが、知名度はいまいちのようです。地下街を10分ほど歩くと大阪駅に出ます。
新福島駅
南方向に10分ほど歩くと中之島で、京阪の中之島駅もあります。また北側に3分ほど歩くと環状線の福島駅もあります。
海老江駅
画像にある地下鉄の野田阪神駅と阪神電車の野田駅と通路でつながっていて、乗換えが可能です。一方で環状線の野田駅とは少し離れています。(徒歩10分くらい)
御幣島駅
駅入口の横は大阪市バスの「歌島橋バスターミナル」でしたが、その後廃止になっています。付近は大阪市西淀川区の中心部で区役所もすぐそばです。
加島駅
東西線では、駅ごとに「シンボル」があり、それが駅のスタンプにもなっています。加島駅の駅舎の向こうには、東海道線が走っています。
おおさか東線
環状線の東側を走る城東貨物線を旅客線化したものです。2019年3月16日に新大阪〜鴫野間が開業し、全線が開業したことになりました。
新大阪〜鴫野 9.4km、 放出〜久宝寺 9.2km(新大阪〜久宝寺間で35分程度)毎時4本程度。103・201系6両で運転。
普通列車の他、新大阪〜奈良間に「直通快速」が運転されています。
車窓(放出→久宝寺)
新大阪を発車すると東淀川駅の横目にみて、東海道線を高架で通り越します。ここからはほぼ高架線となり、神崎川、淀川を渡ります。その先は住宅地を見下ろすように進み、右手に学研都市線が見えると鴫野駅です。
放出駅を発車し、高架線を進むようになると東大阪市の市街地を進みます。進行方向左側には生駒山が見えます。
主な駅紹介
南吹田駅
新大阪を発車し、東海道本線を越えたあたりにある駅です。吹田市のこのエリアは鉄道はおろか、路線バスも無かったそうで、当駅の開業で便利になったんじゃないでしょうか?
JR淡路駅
阪急の淡路駅が近く、乗り換えることも可能です。
城北公園通駅
当駅は旭区の赤川という所にあり、今までは鉄道空白地帯として有名でした。駅近くのガード下には、かなり古くなった標語(?)が書かれています。今では消されていますが、「万国博を成功させよう」と読めるものもあり、時代を感じます。
JR野江駅
京阪の野江駅が近くにあり、乗り換えることが可能です。住宅地の奥まったところ無理矢理駅を造った印象を受けます。
高井田中央駅
JR河内永和駅
駅出口のすぐそばに近鉄奈良線の駅があります。近鉄の駅が「河内永和」だから、こちらも「JR河内永和」としたのでしょうけど、地元では「永和」で通っているので、「JR永和」で良かったのではと思います。
JR俊徳道駅
JR長瀬駅
新加美駅
駅を出て2分ほど歩くと、大和路線の加美駅に出ます。
桜井線(万葉まほろば線)
奈良〜高田 29.4km(45分)毎時1本程度。105系(2両。ロングシート車)が中心です。日中は和歌山線に乗り入れ奈良〜高田〜和歌山というかなり長い距離を運転する列車が多いです。でも105系なのでおすすめしません。
万葉集などにちなんだラッピング車両(105系)が走り、運用によっては和歌山線で見かけることもあります。
車窓
のんびりとした眺めが続きます。
主な駅紹介
京終駅
奈良駅から桜井線(万葉まほろば線)に乗り、最初に停車する駅がここ京終駅ですが、「京終」を読める人はほとんどいないと思います。今は無人駅で、駅周辺は静かな住宅地となっています。
天理駅
天理教の本部があり、市街地には関連の施設が立ち並びます。それを見ただけでも、この町に来たかいがあると思います。
三輪駅
桜井駅
桜井線の中心駅で、奈良からの列車の半数が当駅で折り返します。
香久山駅
古くからの駅舎が残ります。
畝傍駅
かつては橿原神宮の最寄り駅で、駅前の左側に「橿原神宮」という石柱があります。古くからの立派な駅舎で、天皇が参拝された時に使用されたという貴賓室もあります。(駅舎の右方。現在は閉鎖) 橿原市の中心部にあり、近くには橿原市役所もあるものの、単線で本数が少ないため利用者は少ないです。駅前はかなり広く、今は月極の駐車場になっています。
和歌山線
古くは大阪と和歌山を結ぶ路線でしたが、阪和線登場後はその役割はなくなっています。
王寺〜和歌山 87.5km(2時間30分)。王寺〜高田間は毎時2本で221系(快速としてJR難波から乗り入れ。和歌山線内は各駅に停車)、(奈良〜)高田〜和歌山間は毎時1本が105系(2両)で運転。ラッシュ時は全線で117系も走ります。
車窓
紀ノ川(吉野川)が車窓の中心で、のんびりとした景色が続きます。
主な駅紹介
香芝駅
かつては下田という駅名でした。
JR五位堂駅
かつては信号場だったということです。おそらくは近鉄の五位堂駅よりはひっそりとしています。
高田駅
近くには近鉄の大和高田駅があり、そちらの方が利用者が多いです。
御所駅
木造駅舎を持つ駅です。近くには近鉄の御所駅もあります。
吉野口駅
近鉄線が乗り入れますが、駅はJRの管理で、近鉄のホームにある駅名標もJRの様式になっています。
北宇智駅
駅周辺は古くからの住宅地ですが、近くの山も開発され、住宅地になっています。(相当不便だと思うが…) 近畿では唯一のスイッチバック駅でしたが、2007年に別の位置にホームや駅舎が新たに造られ、スイッチバックの駅ではなくなりました。(上図は、スイッチバックの時代のものです。)
五条駅
和歌山線の中心駅ですが、市街地とは離れているためか、駅周辺はひっそりしています。
橋本駅
南海電車との乗換駅で、JRにおける高野山の最寄り駅になります。
高野山
橋本駅で南海高野線で極楽橋駅に向かい、さらにケーブルカーで高野山駅へ、さらにバスに乗り換えて奥の院や金剛峰寺などに向かいます。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産になっています。
京阪神にお住まいの方はもちろんですが、大多数の方は南海難波駅から南海電車でアクセスした方が便利です。
高野口駅
古くは高野山の登山口として栄え、駅前にその当時から残る3階建ての旅館(現在は使われていない)がそれを物語っています。
中飯降駅
駅舎はなく、近くの道路から通路を下るとホームに出ます。
粉河駅
和歌山方面から折り返す列車がある駅です。年代物の駅設備が特徴です。