尾道〜向島間の渡船
尾道と向島を結ぶ3つの渡船紹介。地元の皆様の足ですが、観光利用もおすすめです。
所要時間は5分程度。いずれの航路も本数が非常に多いので、10分以上待つことはないと思います。往復しても、1時間かかりません。
向島への渡船
尾道渡船
駅前の信号を渡ると、海沿いに遊歩道があります。ここを左手(福山方面)に歩きます。10分ほど歩くと、目立たないですが、船の乗り場があります。(途中には後述の福本渡船乗り場もあります。)
この船に乗り込むと、中央が車を載せる甲板で、両端(片方だけの船もあり)が客室になっています。小さな船なので、10人も入れば、客室は満員でしょう。出航すると、尾道水道をゆっくりと横切ります。船からは、尾道の町並みを眺めることができます。
出航してしばらくすると、大きながま口を持った係の人が運賃を取りに来ます。運賃は片道大人一人100円です。3分ほどで、向島の兼吉というところに着きます。乗り場には、「向島レトロタウン」との表示があり、本当にレトロな雰囲気です。
桟橋のすぐそばには、バス停があるのですが、待合室は「ふたり」という映画に使われたセットをそのまま使用しているようです。付近は、静かな住宅地となっています。
向島運航
尾道駅のすぐ前(ほぼ正面)が乗り場になります。ここで取り上げている渡船の中では、もっとも尾道駅に近く、最も所要時間が最も長いと思います。なぜなら、向島側は川を少し遡るためで、そこがこの渡船の興味深い所です。竜宮城へ行くような感じの船が使われています。
船からの眺め(尾道→向島)
同じ経路を運航する船や桟橋を見ながら進みます。
向島に着いたら
川に沿った道(来る時は船で通った川)を北方向に歩くと、5分くらいで福本渡船乗り場となります。
福本渡船
尾道と向島を最短距離で結びます。車の利用も多いです。尾道側は、駅から東方向に5分くらい歩いた所になります。
尾道〜向島間 渡船の旅のポイントとして
運賃は福本渡船が60円で、それ以外は100円です。福本渡船の場合は向島側にいる係員(女性)に渡すようです。他は運航中にがま口を持っている人がお金を取りに来るので、その人に渡してください。
自転車も持ち込み可能です。運賃に+10円です。(航路によって異なるかもしれない)
向島運航と福本渡船は近接していますので、行きは向島運航、帰りは福本渡船といった方法でもいいかと思います。